2歳から3歳向け 絵本 ベスト10

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今日はノンフィクション部門のランキングを予定していましたが、選考にこの1週間考え込んでしまってまだ終わっていません。というわけで、ノンフィクションのランキングは年始に延期。今年の最後は絵本のランキングです。

3歳児の息子が喜んだ本の中から、私も気に入った絵本を紹介します。親も気に入っていないと楽しく読めないですからね。2歳〜3歳向けのおすすめです。

0歳児から1歳児までのおすすめは以前に書きました。

・1歳5ヶ月の息子が選ぶ2004年 ベスト絵本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002776.html

と比べると少しずつ物語性が強くなってきました。

【2歳から3歳児向けのオススメ絵本】

1位 もけらもけら
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「この絵本はジャズである。演奏者によって印象が変わるジャズのように、この絵本も読み手が変わればその印象はまったく違うものになる。作者は、本書が初の絵本となるジャズ・ピアニストの山下洋輔と、モダンアートの鬼才、元永 定正。ふたりのセッションで生まれた本書は、何より子どもたちの反応の良さにびっくりする1冊でもある。 」

意味などありません。音とリズムと絵がマッチして3歳の子供でも味わえるビジュアルなジャズセッションが実現しています。すばらしい。シリーズ化されています。

2位 へんしんトンネル
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「「へんしんトンネル」という不思議なトンネルに入ると、何でも変身してしまいます。カッパが「かぱかぱ」と言いながら入ると、ぱかぱかと馬になって出てきました。言葉遊びの絵本」

単純な言葉遊びなのですが、読むほうも聞くほうも愉快です。人気が高くてシリーズ化されています。

3位 おまえうまそうだな
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「おなかをすかせた大きな恐竜が、あかちゃん恐竜を見つけてとびかかろうとすると…。お父さんにまちがえられた大きな恐竜と、あかちゃんの愛情の物語。 」

心優しいティラノサウルスに大人はほろっとさせられます。これもシリーズ化されています。

4位 こどもがはじめてであう せかいちず絵本
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「“よるのそらをみてごらん”で始まり“じんせい、だいじに生きよう”で終わるこの作品は、単に地理の勉強だけにはとどまりません。作者が子どもたちに、世界の国々のことから、自然環境のこと、人生に至るまで優しく語りかけます。『にっぽん地図絵本』同様、子どもの好奇心に応えるページも充実。地図の好き嫌いにかかわらず多くの子どもたちにおすすめしたい作品です。 」

高い志を持った絵本だなという気がします。地球の環境や社会問題にこどもが自然に興味を持ってくれそうです。にほんちず版もあります。

5位 よるくま
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「 「ママあのね…きのうのよるね」 ベッドに入ってママに見つめられながら少しずつ眠りに誘われていく1日のうちで一番穏やかなとき、ぼくがママに語りはじめる。昨日の夜、ぼくのところにやってきたくまの子「よるくま」とぼくの一夜のお話。いなくなってしまったよるくまのお母さんを一緒に探しに行く冒険物語。 」

美しいメルヘンです。リラックマもいいですがよるくまもいいのです。

6位 ぼくのくれよん
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「こんなくれよんで、絵を描いてみたいな。ぞうのくれよんは、とても大きなくれよん。青で描いたら、カエルが池とまちがえてとびこんじゃった。でも、まだまだ描きたいんだ。今度は何色を使おうかな……!?」

クレヨン遊びをする年齢になったらこの本に夢中です。クレヨンの表現力に感動。

7位 こんとあき
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「 「あき」のおもり役としておばあちゃんのところからやって来た、キツネのぬいぐるみの「こん」。あきが大きくなるにつれて、こんもだんだん古くなり、とうとう腕がほころびてしまった。「さきゅうまちに かえって おばあちゃんに なおしてもらってくる」というこんに、あきは「わたしもつれてって」。2人だけの、大冒険が始まった。 」

初めて幼稚園や社会と接点を持つ子供の心細さを温かい目で見守る絵本です。

8位 国旗のえほん
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この本の国旗を息子はすべて覚えてしまったので、万国旗を見ると楽しそうに国名を言いますが、私が正解を知りませんのでなんともいえませんが、たぶん、あっているのでしょう。

9位 One Red Dot: A Pop-up Book for Children of All Ages
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立体絵本の傑作はサブダだけではありません。このOne Red Dotは現代美術のような立体作品の中に隠された小さな赤い丸を探すゲーム性を持った立体絵本です。日本語版「あかまるちゃん」も出ています。

・あかまるちゃん
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「紙工作の鬼才・カーターが、自ら考案した数あるしかけからお気に入りをセレクト。立体迷路、バスケット、球、うずまきなど、開けてびっくり、超立体的でダイナミックなすごいしかけの中から「あかまるちゃん」を探しましょう。 」

・あお2ちゃん
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10位 絵で見るナイル川ものがたり―時をこえて世界最長の川をくだる
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「ナイル川の流れにそってくだれば、その岸にならぶ壮大な建築物―神殿、教会、モスク、ピラミッド、とりでなど―だけでなく、人びとの住む多くの村、いくつもの港のにぎわいをながめることができます。ヌビアの兵士、エジプトの農夫たち、カイロの街並みなど、さまざまな地域のさまざまな日常の生活習慣をのぞいて見ることもできます。あなたがたはまた、クフ王の葬儀、伝説的な富をほこるメロエ王朝の戦勝記念行事や、テーベのルクソール神殿の当時の美しさをまのあたりにし、おしよせる現代のツーリストの波にも目をみはることでしょう。この川の旅にはまた、人間の世界とは別の、流域に住む動物や鳥たちを観察するたのしみもあります。 」

「絵で見るある町の歴史」で有名なアン ミラードとスティーブ ヌーンがエジプトの歴史を描いた傑作。すべてのページにペリカンが隠れているのを探すのも面白いのです。

・絵で見るある町の歴史―タイムトラベラーと旅する12,000年
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「あなたはこの本で、ある町の誕生から現在までを、時代順にたどることができます。はじまりは石器時代、川のほとりの小さな集落です。そして同じ土地が、一万年以上の歳月のあいだに大きく変化し、いまではにぎやかな都会の中心です。この絵本は、時代ごとの昔の人間の生活ぶりをあざやかに見せてくれます。 」

特別賞:

・Encyclopedia Prehistorica Dinosaurs:Dinosaurs
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003915.html
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・ピタゴラ装置DVDブック 1
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004817.html
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・よみがえる恐竜・古生物 超ビジュアルCG版
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004831.html
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・LEGO bookmuseum Vol.1
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/004648.html
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このブログ記事について

このページは、daiyaが2006年12月31日 20:00に書いたブログ記事です。

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