ソニーコンピュータサイエンス研究所 茂木健一郎博士監修 脳に快感 アハ体験!
・ソニーコンピュータサイエンス研究所 茂木健一郎博士監修 脳に快感 アハ体験!
脳科学者で文筆家の茂木健一郎氏が監修したPSP用のゲーム。脳に快感を与え、活性化するアハ!体験が味わえる。茂木健一郎氏が案内キャラとして登場する。茂木ファンは必見なゲームといえる。
アハ!体験とは何か?
・脳に快感 みんなでアハ体験!
http://aha.sega.jp/
オフィシャルサイトの説明を引用してみる。
「アハ!体験(aha! experience)は、「わかったぞ」という体験を表す言葉として、英語圏では広く使われているとともに、人間の脳の不思議な能力を表すキーワードとして、最先端の脳科学で注目されています。
普段の言葉で表せば、「ひらめき」や「創造性」とでも名付けられるような脳のはたらきが、アハ!体験なのです。」
「
たとえば、偶然新聞で目にした情報で、長年の疑問が解ける。
テレビ番組で出されたナゾナゾの答えが、電車に乗っていて突然わかる。
知人が、誰かに似ているなあ、とずっと思っていたが、誰に似ているのか突然わかる。
」
こうした体験をすると脳にドーパミンが分泌され、強化学習と呼ばれる脳の再編成が起こりやすくなるそうである。
さて、ゲーム内容だが、要するに、間違い探しである。
2枚の画像が瞬時に入れ替わって、違いを指摘するアハチェンジ。静止画像がゆっくりと変化するのでその違いを指摘するアハムービー。そして、短編の映像を観てその間違い(前のカットでは赤のマフラーだったのに、次のカットでは青になっていた、など9を指摘するアハカット。
映像の矛盾を指摘するアハカットは難しかったが楽しい。映画ファンの中には、カットの前後で、登場人物がコップを持つ手が左右入れ替わっているなんていう細かい粗探しが趣味の人がいるが、そういう人は特に楽しめる、だろう。できたときの爽快感、頭のスポーツゲーム。
電車でひたすら遊んでいたのだが、額に汗を書いてしまった。3種のゲームともに頭をかなり使う。ドーパミン、出ているだろうか?
・ 「脳」整理法
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003795.html
・脳と創造性 「この私」というクオリアへ
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/003268.html
・脳の中の小さな神々
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001921.html
・脳内現象
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001847.html
・脳と仮想
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002238.html
・意識とはなにか―「私」を生成する脳
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000561.html