LEGO bookmuseum Vol.1
もうすぐ3歳の息子はレゴが大好きだ。近所のショッピングモールにレゴの専門店「Click Brick」ができて以来、連れて行けとうるさい。この店には、売り場の横に、レゴ関連図書とブロックを貸し出してくれるカフェが併設されている。レゴの学習教室もある。こどもを遊ばせながら、待ち時間に借りて読んでいたのがこの本。とても面白かったので、即注文した。
・レゴ教室のご案内:レゴ ジャパン公式サイト
http://www.legoeducation.jp/
3歳になったら行かせてみようと思っている教室。
我が家にはレゴ基本セットの緑のバケツと青いバケツがある。緑のバケツは1.5歳からの大きなブロック(デュプロ)、赤いバケツは3歳から7歳向けである。他に、青いバケツは5歳から10歳向け、ピンクのバケツは女の子向けなどがある。大きなブロックのデュプロは、ブロックの接続部分(チューブ)が、通常サイズのちょうど2倍に設計されていて、通常サイズのブロックと接合することができるようになっている。子供が大きくなっても無駄にならない。
大人になった私もレゴは大好きで、マインドストームシリーズを組み立てて、家や会社の机に飾っていたりした。最近では、子どもと一緒に遊んで、私のほうが夢中になってしまったりするのだが、これは完璧なおもちゃだと感心する。
この本にはレゴ社とレゴブロックの創業から現在に至る70年以上の歴史と、レゴの精神が解説されている。そしてメインは半世紀以上に渡るレゴの作品のカラー写真の図鑑である。組み立てと写真撮影に、3年もかかっただけあって圧巻である。
レゴは毎年たくさんの新シリーズを売り出すが、翌年には3分の1が廃版になるため、入手が困難なシリーズがいっぱい掲載されている。芸術家が数万個のブロックを使って作った建築作品集も息を呑む。
レゴブロックは1949年に生まれ、1954年に現在の形の「スタッドアンドキューブ(突起と管)」を確立した。135カ国で1億人以上に遊ばれ、累積で3200億個のブロックを出荷した。世界の子どもの創造性を育んできた偉大な会社である。
「自分の中の、子どもの部分を育てること」
レゴの社風は惚れ惚れする。知れば知るほど入社したくなってしまう。社名は「LEG GODT」の造語。デンマーク語で「よく遊べ」の意味。ブロックシリーズの開発には10の明文化されたルールがある。
・レゴの10のルール
1 遊びに無限の可能性
2 女の子にも男の子にも
3 どの年齢の子どもも夢中になる
4 一年中遊べる
5 子どもに刺激を与え、調和のある遊び
6 飽きがこない遊び
7 想像力と創造力を伸ばす
8 使うほどに遊びの価値が増す
9 常に現代的
10 安全で高品質
レゴシリーズには大人も楽しめるシリーズがある。最新のマインドストームNXTはブロックで組み立てたロボットをに音、触感、光、超音波の各センサーと、モーターを取り付けて、コンピュータで制御できる。昔のシリーズを持っているのだが、猛烈に最新式がほしい。子どもを口実に強引に買ってしまおうか。結構、高いんだけど。
・LEGO.com MINDSTORMS NXT Home
http://mindstorms.lego.com/
娘も息子もレゴで遊ばせました。
小生は、砂場遊び、水遊び、火遊び(大人の監視下にて)、レゴ遊び、それから子供同士の遊びにすすむのが成長の王道と思っています。
人生で必要なことがすべてある。
大也さんの子供さんに幸あれ!