カラー版 絵の教室

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・カラー版 絵の教室
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好きな画家 安野光雅が絵についてあれこれ語る本である。

・1歳5ヶ月の息子が選ぶ2004年 ベスト絵本
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/002776.html
この作家については以前、作品を書評している。

NHK番組の人間講座「絵とイマジネーション」を下敷きにしている。美術史の解説、絵を描く面白さ、ここに気をつけて書くといいというアドバイス、有名画家の作品と生涯など幅広い内容。

有名な画家でありながら謙虚で初心を忘れない語り。どのテーマでもこれが正解とは言わない。美術史や業界的にはこういう考え方やああいう考え方があるけど、私はこう思う、でも、違ったやり方もあって、私もそうしてみたいけど難しいんだ、なんて書き方で書かれている。

個の創造性を大切にしながら、先人へのレスペクトを忘れない。それが安野光雅が、どこかで見たような気がするけれど確実にオリジナルな画風の、いい絵を描ける秘密のように感じる。

技術と創造性について著者は次のように述べている。


たとえば「技術の修練は、創造性の対極にあって、技術を修練すればするほど、創造性からは遠ざかる、創造性を失ってまで技術を習得する必要があるだろうか」という創造性重視の見解もありました。

でも、伝統工芸や伝統演劇などの場合、解釈などしないで、「伝統を受け継ぐ」ことは、新しいことをはじめるよりも難しいと考えられます。伝承は単なる模倣ではなく、創造性が必要で、自分の創意が歴史的な創意にはかなわない、自分の創造性もつまるところ伝統が育ててくれたのだ、と謙虚に思うことも大切だという意味です。

ところで、今年のゴールデンウィークは家族でディズニーランドに行った。5月5日はこれ以上ないほど混んでいた。当たり前か。そんな混雑日でも楽しめる、知る人ぞ知る?TDLのオススメがある。ドローイングクラス。今回もまたまた参加してきた。

・東京ディズニーリゾート:東京ディズニーランド:ディズニーギャラリー
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/japanese/7land/world/atrc_gallery.html
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ディズニーのキャラクターを描く教室で20分程度の所要時間。先生の映像を見ながら、線を描いていくと、あら不思議、結構、みんな良いかんじにミッキーマウスやスティッチが描けてしまう。絵描き歌とは違い、最初に薄くおおまかな輪郭線を描かせた後、ディティールを描くアドバイスをくれる。自由度があるので、自分で描いた気分になれるのが楽しい。

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これは昨年のクリスマスに参加したドローイングクラス。

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サンタクロース姿のミッキーマウスを描く。

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完成。

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今回、描いたスティッチ。

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これは先生のお手本。

ドローイングクラスは使った鉛筆ももらえる。前後左右の参加者と見せ合う時間もあって楽しい。

まあ、私が日常描くのはこんなのばかりですけどね↓
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このページは、daiyaが2006年5月30日 23:59に書いたブログ記事です。

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