デジハリ大学「リサーチ&プランニング」 第9回講義録
今週のテーマは二つ。
1 ヒキダス技術
コミュニケーションとインタラクションによって他人や自分の内面から情報、知識、発想を引き出す手法について体験理解する
2 RSSツールの活用
強力なリサーチの武器になるRSSメタデータツールの紹介と使い方を学ぶ
前半では、WG「私の人生を変えた1日」というセッションを行いました。
WG 「私の人生を変えた1日」
1. 「私の人生を変えたあの日の出来事」で一分間スピーチをする。
2. 他の人が質問を考えて書く。
3. 質問をする。スピーカーは答えなくて良い。
4. 全員質問したらスピーカーが「どれか一問だけ答えなくちゃいけないならこの質問」を選ぶ。紙にメモする。
5 全員分終わったら「相手が答えたくなる質問の特徴は何か?」を議論してまとめる
無敵会議で一度採用して以来、改良を続けてきたこのセッションは、より多くの情報を引き出す質問に必要な要素を浮き彫りにするものです。リサーチに欠かせないグループインタビューでのファシリテーション能力について実地で考察しました。
過去の傾向では、
1 スピーカーが話したいことを話すように促す質問
2 イエス、ノー、数値などで答えられる質問
3 かまえをなくす質問
が上位にあがります。
今日のセッションでもほぼ同じ要素が結果として出てきましたが、
具体的な質問
そのとき世の中に復讐しようと思いましたか?
そのとき親を殴ろうと思いましたか?
意地悪な質問
最初と最後の質問者の質問
笑いを誘う、感情を動かす質問
などという特徴も挙げられていました。
後半ではリサーチツールとして強力なRSSの活用とツールについて話しました。
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ヒキダス技術ってユビキタス技術に見えますね。先生、もしかして狙ってたんですか?笑