NetWorld+Interop Tokyo 2005で検索技術を講演します
来週、NetWorld+Interop Tokyo 2005が日本コンベンションセンター(幕張メッセ)で開催されます。12年目となる今年は、“ユビキタスを支えるインターネットテクノロジー”をテーマに、300社を超える出展企業による、最先端のインターネット技術が一堂に会します。
・NetWorld+Interop Tokyo 2005
http://www.interop.jp/index.html
6月8日(水)のカンファレンスプログラムのひとつとして「インターネット検索技術にせまる!」という8時間に渡るセッションがあります。この中で約90分ほど「検索の未来」というテーマで講演させていただくことになりました。
ビジネスカンファレンスということで、参加費用はコンファレンス 1日間コース通常料金39000円〜と企業参加向きの価格設定となっていますが、日本の検索技術の最先端を知ることのできる1日になると思います。ご関心のある方のご参加をお待ちしています。
■インターネット検索技術にせまる!
- ネットから価値を引き出すあの技術,この技術 -
Information, Searching Technology in the Internet
・コンファレンススケジュール6月8日(水)W16
https://ssl.medialive.jp/ni2005fm/conference/schedule.html
Moderator / Speakers
【Moderator】
外村 佳伸
NTTコミュニケーション科学基礎研究所
【Speakers】
奥村 学
東京工業大学 精密工学研究所
http://www.lr.pi.titech.ac.jp/~oku/
竹野 浩
NTTレゾナント株式会社
相良 毅
東京大学 生産技術研究所
橋本 大也
データセクション株式会社
世界中のWeb情報に容易にアクセスできる時代となった現在,その情報を活用する新しい技術,サービスが次々に生まれつつあります.WEB技術はインターネットの急成長を演出したいわゆるキラーアプリケーションといわれています。 WEB技術の普及に伴い、インターネット上の計算機が相互接続されるだけではなく、各計算機が持つデジタル情報の共有が可能となりました。 その結果、莫大な量のデジタル情報を、インターネット上のどの計算機からもアクセスすることができ、かつ収集・加工することが可能となりました。 その結果、このような莫大な量のデジタル情報から、必要な情報を検索しユーザに提示する「インターネット検索技術」が必要になったのです。YahooやGoogle、あるいはGooなど、最先端の情報検索技術を駆使した検索サイトや検索エンジンの研究開発と商用展開が行われています。
本ワークショップでは,最も基本となる検索エンジンの仕組みから,マルチメディア検索などの最近の高度化技術,さらに検索結果をもとにした情報抽出や自動要約などの検索応用技術,サービス実験などについて,研究や技術開発の一線で活躍している専門家が解説を行います.さらに,インターネット検索技術が今後どのように進展していくのか、あるいはどうあるべきかなどについての将来展望をユニークな視点から展望します。
1.インターネット検索の概要
・インターネット検索の動向(グローバル指向と特化型指向)
・最近のトピック(blog,RSS、デスクトップ検索等)
2.検索エンジンの世界
・検索エンジンの仕組み、機構(ロボット型、ディレクトリ型)
・高速化技術の概要
・マルチメディア検索技術の概要
3.検索応用
・情報抽出技術、マイニング技術、等検索応用技術全般
・アプリケーション事例(地図情報を活用したサービス実験)
4.検索システムの将来像
・インターネット検索技術の将来展望
・ユーザの視点から見た希望、指摘等
・検索技術の仕組みに興味のある方
・実際に検索技術を必要としている方
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「揺らぎ」について質問させて頂いた者です。
橋本さんの講演に、会社のお金では初めて参加させて頂きました。なので自分のブログなどには書かず、コメントのみで失礼します。
私の動機では、橋本さんの講演は他の方の講演の中のone of themなのですが、いつも通りためになりました。仕事でケータイをやっているため、ケータイのINPUTの特徴、OUTPUTの特徴を考慮した情報抽出(検索を含む)を考えていきたいと思っています。
ありがとうございました。