ファイナルファンタジーXI LANDS END

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・ファイナルファンタジーXI LANDS END
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757721390/daiya0b-22/
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#土日は京都の貴船で研究会の合宿中。

オンラインゲームのファイナルファンタジー11を舞台にした少女マンガ。シリーズになっているようだ。プレイ経験のない人には意味不明だろうけれど、一度ハマッたことのある人はとても楽しく読めるな、このアンソロジーシリーズは。

今までこのことを書いたことがなかったが、実は私、ファイナルファンタジーXIのプレイ経験が結構ある。レベルはメインの赤魔導士で27くらいだった。とはいっても、それはもう5年近く前。2001年にβテスト開始と同時にモニターになってから半年か1年くらいの期間だ。

・スクウェア、「ファイナルファンタジーXI」ついにβテスター募集開始
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20011120/square.htm

今はとてもゲームを遊べる時間はない。それでこのマンガを読んで当時がとても懐かしくなった。

私のFF11体験はかなり特殊なものだった。当時、ゲームのメールマガジンの編集長を引き受けていて、最新のネットワークゲームであるFF11は仕事上、内容を把握しておく必要があった。

ゲーム内での私の名前は女性名。容姿も女性の人間キャラ。え、ネカマかって?いやそうじゃなくて、私は妻と二人で一人の女性キャラを演じていたのである。妻がコミュニケーション担当で、私が戦闘を担当。完全に役割を分担して遊んでいた。

サラリーマン集団のパーティに参加していて、毎晩2、3時間は7,8人の出あった仲間たちとレベルアップに励んだ。二人で一人であることは完全に秘密。チャットは妻だけが担当。女性キャラは男性キャラから助けてもらいやすく、武器やアイテムもタダでもらえたりして、楽だった。

よくナンパされていた私(たち)だが、気のあるような、ないような返事をしては、男性キャラから助けてもらい続けていた。モテモテ女性の気分を味わうという奇妙な感覚だった。チャットのキーボードを打つのは妻なので罪悪感はなし。戦闘は私が専門で担当するので女性キャラにしては妙に機敏で攻撃的で、強かったと思う。

このマンガは、ゲーム内で繰り広げられるコミュニケーションや友情や恋愛感情が、とてもよく写し取られているなあと思った。社会心理学的にこのマンガをネットワークコミュニケーションの研究材料にもなるかもしれない。

「あのひとはいつの間にかレベル50の白い壁を身につけ、もう一緒にPTを組むことすら叶わない」と悩む女性の姿だとか、「白魔なんて...役に立っていると思っていたのは自分だけでMPの少ない私などただのお荷物だったんだ」と嘆くありがちなシーンだとか。

またFF11をプレイできる日はあるのだろうか。楽しかったなあ。

FFにハマッた経験のある人はこのアンソロジーシリーズ一読の価値あり。

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このページは、daiyaが2005年4月16日 23:59に書いたブログ記事です。

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