クリップボード履歴を保存・編集するCLCL

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・CLCL
http://www.nakka.com/soft/clcl/
clcl01.jpg

これは便利だ。

CLCLはクリップボードの履歴を保存し、最近コピー・切り取り処理を行ったデータを、自在に呼び出せるユーティリティ。タスクトレイに常駐しユーザの操作をモニターする。ユーザがコピー・切り取り操作をするたびに、CLCLはデータをリストに追加していく。取り込む内容はテキストでも画像でも実行ファイルでも良い。

clcl02.jpg

こうして取り込んだ履歴データをユーザは再利用できる。一覧の中から選択したデータをクリップボードへ取り込むことができる。必要ならば「登録データ」として長期保存できる。メールでよく書く定型文や、Webフォームでよく入力を求められることが多い氏名、住所、電話番号などを登録データに入れておくと、すぐ呼び出せて便利だ。

主な機能:

・複数のクリップボード形式に対応
・よく使う定型文などを階層化して登録可能
・ホットキーで表示するメニューを自由にカスタマイズ
・メニューで選択した履歴や登録アイテムを編集中のエディタに自動貼り付け
・メニューにビットマップを縮小表示
・メニューにツールチップを表示
・履歴に残す形式や保存する形式を設定可能
・履歴を取るウィンドウ、取らないウィンドウを設定可能
・ウィンドウ毎の貼り付けキーを設定可能
・履歴は終了時に自動保存され、次回起動時に復元
・履歴に残す最大件数の制限は無し
・エクスプローラ風のビューアで履歴や登録アイテムを表示・編集

そして、プラグインを追加することで機能を拡張が可能。既にたくさんのプラグインが公開されている。

特に個人的に便利を感じたのは、これ。

tool_text Ver 0.0.2
 日時変換
 小文字に変換、大文字に変換
 SJISからJISに変換、JISからSJISに変換
 SJISからEUCに変換、EUCからSJISに変換
 引用、引用解除
 テキスト整形
 テキストの挟み込み
 改行の除去
 テキストの連結
 テキスト編集

原稿や長文のメールの整形、文字コードの統一、テキストの連結など、ライター、プログラマ向けの便利な機能がまとめられている。UNIX端末にTELNETやSSHでコンソールログインするエンジニアは、よく使うパスだとかコマンドオプションを登録しておくと生産性が倍増する。

他にも画像処理や履歴検索のプラグインもあり、日々のデスクトップ作業効率が向上する。スタートアップに登録する定番ソフトがまたひとつ増えた。

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このページは、daiyaが2005年2月10日 23:59に書いたブログ記事です。

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