軽量万能マルチメディアプレイヤーの定番Media PlayerClassic
・Microsoft Windows Media - Windows Media Player 10
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/mp10/
最近、Windows Media Playerがバージョンアップした。かなりスリム化されたデザインが売りなのだが、まだ大きなアプリという印象は否めない。10に限らず最近のWindows Media Player(WMP)は動作が重い、画面サイズが大きい、多機能で操作性に難があるように感じている。関連づけなど設定も細かくできる分、ユーザが直感的にはわかりにくい。なにしろ本になるくらいだから。
そこへ、最近、このMediaPlayerClassicを知って以来、あらゆるマルチメディアファイルに関連づけて、これ以外使わなくなったというほどの優れもの。フリーソフト。
・Media Player Classic 日本語版
http://edarapnug.hp.infoseek.co.jp/mpc_j/
・SourceForge.net: Project Info - guliverkli 最新の英語版
http://sourceforge.net/projects/guliverkli/
MediaPlayerClassic(MPC)は一昔前のWMPを参考に内部プログラムをゼロから作り直したといわれる万能マルチメディア再生ソフト。MP3,WMV,MPEG,AVI,QuickTime,DVD,DIVX,Flashなど、日常目にするほとんどの形式のメディアをこれ一本で再生可能。しかも、WMPのように追加でコーデックをインストールする必要がない。
設定パネルもよく作られていて、面倒なファイルの関連づけは一発で完了する。QuickTimeやDVDにも対応しているため、メディアごとに別の再生アプリケーションが起動してしまうこともなくなる。
画面構成もシンプルでこれ以上削れないくらい絞り込んだオプションだけがある印象。MP3はiTunesに関連づけ、その他はすべてMPCで再生させるようにするのが私のオススメ設定。
シンプルで無駄のないつくりだが、現状まだ未完成?のウェブインタフェース機能は気になる。オプションパネルでこの機能をチェックするとMPCに内蔵されたWebサーバが起動し、ブラウザーからMPCを操作することができるようになる。まだ開発中の機能であるが、野心的な試みでどうなるのかが楽しみ。ただあまり肥大化させないでほしい。
MPCは機能を絞り込むことで価値にした。Microsoft系の大物ソフトウェアを軽量化するというのは、オンラインソフトの方向性としてひとつのジャンルを築けるかもしれないと感じた。Word Lite、Excel Lite、PowerPoint LiteなどLite版って他にも需要があるのではないだろうか。
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>MPCは機能を絞り込むことで価値にした。Microsoft系の大物ソフトウェアを軽量化するというのは、オンラインソフトの方向性としてひとつのジャンルを築けるかもしれないと感じた。Word Lite、Excel Lite、PowerPoint LiteなどLite版って他にも需要があるのではないだろうか。
間違いないです。弊社もLiteなソフトでベンチャービジネスをやっていきます。
いつも楽しく読ませてもらってます。
私はMPCを使った事ないですが、シンプルで小回りが利くならHakobako Playerもいいと思いますよ。
http://www.hakobako.com/
コーデックは勝手にダウンロードしてくれるのはもちろん。ダウンロード中のAVI等も再生できたりたりします。
デフォルトで。
最近のはここら辺当たり前なのかな?
#失礼ながら。
##ダウンロード中のAVIって、アレなのでAC