低速回線シミュレータ WebSlower
ブロードバンド環境でWeb制作をしていると、ダイヤルアップ接続ユーザの感覚が分からなくなってくる。このソフトはPCが使うネットワーク帯域を制御することで、任意の低速環境を作るテストツール。昔のモデム利用ユーザだったらどのくらいの重さなのかを確認できる。設定と操作が直感的にできてマル。
・WebSlower
http://www.humanprofile.biz/prodotti.php
フリーソフト。
WebSlowerはプロクシ方式で動作する。プロクシに使うBinding Hostとアクセス先を指定する。
接続速度を選ぶ。デフォルトのオプションでは4.8k 9.6k 14.4k 28.8k 33.3k 56k ISDN64k ISDN128k ADSL256k ADSL650 ADSL2M ADSL8Mが用意されている。cfg.xmlという設定ファイルを書き換えれば任意の速度も選択可能になる。ブラウザーのキャッシュをクリアしてからアクセスすることもできる。
さらに高度な低速回線シミュレータにシェアウェアのNetLimiterがある。
・NetLimiter.com - an ultimate internet traffic control and monitoring tool
http://www.netlimiter.com/
こちらは、Webに限らず、あらゆるアプリケーションの低速シミュレーションが可能。ポート別に、上りと下り回線の帯域を設定できたり、実効速度の統計を記録することができる。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 低速回線シミュレータ WebSlower
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.ringolab.com/mt/mt-tb.cgi/1403