2004年5月アーカイブ
お、発表になっているのでメモです。
こんな対談をしてきました。CNETのスクープです。
・対談:日本における検索の未来 - データセクション 橋本大也 vs ヤフー 志立正嗣
http://japan.cnet.com/column/search/story/0,2000050605,20068928,00.htm
この中で、YAHOO!が検索エンジンを独自のYSTに変更するという大きな発表が行われました。
このエントリは夜にもう一回書きなおそうと思います。取り急ぎお知らせでした。
追記です。
長時間の、話題も多岐にわたる対談の内容を、ライターの方にわかりやすくまとめていただきました。また、写真も、特別美しく撮影していただきました。文:野田幾子さん、写真:吉成行夫さん、編集の山岸さんに感謝です。
ところで、私はこの対談日から、何日かは、このYAHOO!の検索乗り換え情報のインサイダーでした。YSTに移行して、どのように検索が変わるんだろうと、気になって仕方がなかったので、いくつかの単語での検索結果を保存していました。
乗り換え発表は正式には6月1日のようですが、既にYSTへのエンジン切り替えは行われたようです。GoogleエンジンからYSTに乗り換えた結果、検索結果の順位がどう変化したのか、以下にその違いを、3つの単語で早速検証してみました。
検索結果のビフォア&アフターを以下にタイトルのみで示します。
■検索語:”インターネット”
【以降前(Googleエンジン)】ヒット数 約3640000件
1 インターネットタウンページ
2 インターネットTVガイド
3 ハローワークインターネットサービス
4 Microsoft Internet Explorer ホーム
5 財団法人インターネット協会
6 インターネットホットライン連絡協議会
7 丸善インターネットショッピング-トップページ
8 紀伊國屋書店インターネット仮想書店 ...
9 生活地図サイト MapFan Web ...
10 辞典&辞書検索 翻訳のためのインターネット ...
【以降後(YST)】ヒット数:18476378件
1 財団法人インターネット協会
2 iNTERNET magazine+
3 NTTコミュニケーションズインターネット検定
4 インターネット図鑑「自然界」
5 TikiTikiインターネット
6 インターネット倉敷
7 インターネットホットライン連絡協議会
8 インターネットタウンページ
9 Japan.internet.com 最新インターネットニュース
10 IIJ Home Page
評価:以降前は”インターネット”という言葉に引きずられて、テレビガイドやハローワークがトップでしたが、以降後はインターネットという概念、意味に近い検索結果がでてきていると言えそうです。概念ベース、意味ベースで探したい人にはより有意義になりました。逆に、言葉の頻度ベースで捜したいユーザはGoogleということになりそうです。
■検索語:”無敵会議”
【以降前(Googleエンジン)】ヒット数:約4510件
1 無敵会議シリーズ feat. 橋本大也 & 百式 *オフィシャル(注)
2 無敵会議シリーズ featuring 橋本大也 & 百式 *オフィシャル(注)
3 Epic->yoshimax: 無敵会議レポート
4 [eN] 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」 ...
5 [eN] 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」 ...
6 Passion For The Future: 帰ってきたアクセス向上委員会 ...
7 Passion For The Future: Discussion on 無敵会議:おしゃれ ...
8 気になる2つのイベント(無敵会議、KEN研)
9 広告ブログ :無敵会議!
10 blog.bulknews.net: 無敵会議: アクセス向上委員会
【以降後(YST)】ヒット数:141件
1 Epic->yoshimax: 無敵会議レポート
2 [N]: 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」レポート
3 Sunday blog: 無敵会議
4 無敵会議 第四弾 - アレだとか
5 [N]: 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」
6 [eN] 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」レポート その2
7 無敵会議シリーズ「愉快議」
8 無敵会議シリーズ feat. 橋本大也 & 百式 *オフィシャル(注)
9 [eN] 無敵会議「帰ってきたアクセス向上委員会」レポート その1
10 俺と100冊の成功本 blog.自己啓発.com: event アーカイブ
今度は主宰しているイベント名を固有名詞の例として試してみました。これについては、以降後、オフィシャルサイトの順位が下がりました。が、ページを見てみると、むしろ、充実したコンテンツが上位へあがったという感じもしています。主宰としては気持ち複雑ですが、ユーザ利便性ではこれもアリかな。ただし、以降前のほうが圧倒的にヒット数が多かったようですが、これは「無敵」「会議」で検索されているためのようです。以降後のほうが固有名詞としての「無敵会議」のみを検索してるので正しいと言えるでしょうか。
■検索語:”橋本大也”
【以降前(Googleエンジン)】ヒット数:約2470件
1 Passion For The Future
2 Webドメインマーケティング 橋本大也書き下ろし ...
3 Webドメインマーケティング 橋本大也コラム第4回
4 Zopeジャンキー日記 :橋本大也の近傍 - WebViz ...
5 Zopeジャンキー日記 :ランチミーティング w/ 橋本 ...
6 無敵会議シリーズ feat. 橋本大也 & 百式
7 無敵会議シリーズ featuring 橋本大也 & 百式
8 ヌーベルブログ | 橋本大也(はしもと だいや)
9 ヌーベルブログ
10 橋本 大也 【Internet Who's Who】
【以降後(YST)】ヒット数:1366件
1 Passion For The Future
2 ヌーベルブログ
3 橋本 大也 【Internet Who's Who】
4 データセクション株式会社 :: SemanticWeb Company
5 ヌーベルブログ | 橋本大也(はしもと だいや)
6 Webドメインマーケティング 橋本大也書き下ろしコラム
7 [Webドメインマーケティング]Webマーケティングレポート
8 アクセス向上委員会 橋本大也氏
9 Zopeジャンキー日記 :ランチミーティング w/ 橋本大也 @ 表参道
10 対談:日本における検索の未来 - データセクション 橋本大也 vs ヤフー 志立正嗣 - CNET Japan
自分の名前を検索するいわゆる”エゴサーチ"で試してみました。これは私にしかわかりにくいと思いますが、後者のほうがプロフィールを見つけやすく、オフィシャル感の強いサイトが上位にきた感じがします。また、新しいコンテンツが上位に入りました。しかし、ヒット数は半分に減少。微妙ですね。
と3つほど試してみましたが、皆さんの周りではどのような評価でしょうか。
ヒット数については、開始したばかりで増加中のはずですので、まだGoogleのほうが圧倒的に分母が大きいと判断するのは時期尚早でしょう。
NECƒ_ƒCƒŒƒNƒg‚̃|ƒCƒ“ƒgŠúŒÀ‚ª”—‚Á‚½‚Ì‚Å�A“Ë‘R�A5�ç‰~•ª‚̃\ƒtƒgƒEƒFƒA‚ð�w“ü‚·‚邱‚Æ‚É‚È‚é�B‰½‚𔃂¨‚¤‚©‚È‚ ‚Æ‚Ó‚ç‚ӂ畨�F‚µ‚Ä‚¢‚é‚Æ�Aƒ}ƒCƒNƒ�ƒ\ƒtƒg‚ÌWindowsXPŠg’£ƒpƒbƒN‚Ì�A‚±‚ꂪ–‚É‹C‚É‚È‚Á‚½‚Ì‚Å�A�w“ü‚µ‚Ä‚Ý‚½�B
�EMicrosoft Plus! Digital Media Edition ƒAƒ}ƒ]ƒ“
�Eƒ}ƒCƒNƒ\ƒtƒgƒIƒtƒBƒVƒƒƒ‹ƒTƒCƒg
http://www.microsoft.com/japan/plus/dme/dmehome.asp
Œ‹�\�A’·‚¢—ðŽj‚Ì‚ ‚éMicrosoft Plus!‚¾‚ª�AƒpƒbƒP�[ƒW‚Å�w“ü‚µ‚½‚Ì‚Í�‰‚ß‚Ä�B‚µ‚©‚à�A‚±‚ê‚̓fƒWƒ^ƒ‹ƒ�ƒfƒBƒAƒGƒfƒBƒVƒ‡ƒ“‚Æ‚¢‚¤�A‚ ‚Ü‚èƒ�ƒWƒƒ�[‚Æ‚ÍŒ¾‚¦‚È‚¢�»•i�Bƒ}ƒ‹ƒ`ƒ�ƒfƒBƒAŠÖ˜A‚̃AƒNƒZƒTƒŠ�Aƒ†�[ƒeƒBƒŠƒeƒB‚ª�A�ß‘€‚à‚È‚�hŠñ‚¹�W‚ß�h‚ç‚ꂽˆó�Û‚ðŽó‚¯‚é�B
‚Ç‚ê‚àƒtƒŠ�[ƒ\ƒtƒg‚Å‚ ‚肪‚¿‚È‚à‚̂΂©‚è‚È‚Ì‚¾‚ª�Aƒ}ƒCƒNƒ�ƒ\ƒtƒg‚̃IƒtƒBƒVƒƒƒ‹ƒŠƒŠ�[ƒX‚Å‚ ‚é�B‚o‚bƒ}ƒjƒA‚Æ‚µ‚Ä‚Í�u‚¨Žè•À‚Ý”qŒ©�v‚Æ‚¢‚Á‚½Š´Šo‚Å�AŽŽ‚µ‚Ä‚Ý‚é‚Ì‚ª�‚µ‚¾‚¯Šy‚µ‚¢�B�‚µ‚¾‚¯�B
‚±‚̃pƒbƒP�[ƒW‚ÉŠÜ‚Ü‚ê‚éƒ\ƒtƒgƒEƒFƒA‚ð�AŽ„‚Ì–ð‚É—§‚Á‚½“x‚Ì�‡‚Å•À‚ׂĂ݂é�B
1ˆÊ�@ƒtƒHƒgƒXƒg�[ƒŠ�[
ƒfƒWƒ^ƒ‹ƒJƒ�ƒ‰‚ÌŽÊ�^‚Æ‚a‚f‚l‰¹Šy‚ðŽw’è‚·‚é‚Æ�AŒ‹�¥Ž®‚È‚Ç‚Å�ã‰f‚³‚ê‚é‚悤‚È�AƒrƒfƒIƒNƒŠƒbƒv‚ðŽ©“®�ì�¬‚·‚éƒ\ƒtƒg�B‚o‚bƒ}ƒCƒN‚ðŽg‚Á‚Ä�AŽÊ�^‚²‚ƂɃiƒŒ�[ƒVƒ‡ƒ“‚ð‘}“ü‚Å‚«‚é‚Ì‚ª�A–Ê”’‚¢�B—F’B‚â‰Æ‘°‚ÌŽÊ�^‚ð�A‚b‚cƒrƒfƒIŒ`Ž®‚É‚µ‚Ä”z•z‚µ‚½‚è�AƒvƒŒƒCƒ„�[‚ðŽg‚Á‚ăeƒŒƒr‚ÅŠF‚ÅŠÓ�Ü‚µ‚½‚è‚Å‚«‚é�BŠ®�¬ƒrƒfƒI‚̃}ƒCƒNƒ�ƒ\ƒtƒg‚̃fƒ‚‚Í‚±‚¿‚ç�B‚±‚ê‚Í�¡Œã�A‰Æ’ë‚âƒCƒxƒ“ƒg‚Å•Ò�WƒrƒfƒI‚𑽗p‚·‚é‚Ì‚Å�AŽ„‚ÍŠˆ—p‚Å‚«‚»‚¤‚¾�B
2ˆÊ�@Plus! ƒp�[ƒeƒBƒ‚�[ƒh
Windows Media Player‚ð‘S‰æ–ÊŽÀ�s�A‰¹Šy�Ä�¶ˆÈŠO‚Ì‘€�ìƒ�ƒjƒ…�[‚ð�Á‚µ‚Ä�APC‚ðƒWƒ…�[ƒNƒ{ƒbƒNƒX�ê—p‚Ì’[––‚É‚·‚éƒ\ƒtƒgƒEƒFƒA�BƒIƒtƒBƒX‚ŃsƒU‚ð’�•¶‚µ‚Ẵp�[ƒeƒBŽž‚â�A‰ï‹c‚Ì‹x‚ÝŽžŠÔ‚É�APC‚ðƒWƒ…�[ƒNƒ{ƒbƒNƒX‚É‚µ‚½‚¢�l‚É‚Í�A‚¢‚¢‚©‚à‚µ‚ê‚È‚¢�B
3ˆÊ�@Plus! CD ƒ‰ƒxƒ‹ ƒ��[ƒJ�[
‚¿‚傤‚Ç‚b‚cƒ‰ƒxƒ‹ˆó�üƒ\ƒtƒg‚ª—~‚µ‚©‚Á‚½‚Ì‚ÅŽ„‚É‚Í—Ç‚©‚Á‚½�BŽû˜^‹È–Ú‚È‚Ç‚àƒ‰ƒxƒ‹‚Ɉó�ü‚Å‚«‚é�B‘½�”‚Ì—pŽ†ƒ��[ƒJ�[‚Ì�»•i‚ɑΉž‚µ‚Ä‚¢‚é�B
4ˆÊ�@Plus! ƒI�[ƒfƒBƒI ƒRƒ“ƒo�[ƒ^
ƒI�[ƒfƒBƒIƒtƒ@ƒCƒ‹ƒRƒ“ƒo�[ƒ^�[�BƒfƒBƒŒƒNƒgƒŠ‚ðŽw’肵‚Ä�AˆêŠ‡�ˆ—�‚ª‚Å‚«‚é�BƒtƒŠ�[ƒ\ƒtƒg‚Å‚à‚Å‚«‚é‚Í‚¸‚¾‚ª�A�ƒ�³‚Æ‚¢‚¤‚±‚Æ‚Å�AˆÀ�SŠ´‚ª‚ ‚é�H�B
5ˆÊ�@Plus! ƒVƒ“ƒN & ƒS�[
PDA‚ɉ¹Šyƒtƒ@ƒCƒ‹‚âƒCƒ“ƒ^�[ƒlƒbƒg‚©‚çŽæ“¾‚µ‚½ƒjƒ…�[ƒX‚ð�APocketPC‚Ö“]‘—‚Å‚«‚é�BƒI�[ƒfƒBƒIƒRƒ“ƒo�[ƒ^‚ƘAŒg‚·‚邱‚Æ‚Å�APDA‚ð‰¹ŠyƒvƒŒƒCƒ„�[‚Æ‚µ‚ÄŠˆ—p‚µ‚½‚¢‚Æ‚«‚É‚Í�A•Ö—˜�B
6ˆÊ�@Plus! ƒ_ƒ“ƒT�[
‰¹Šy‚É‚ ‚킹‚ăLƒƒƒ‰ƒNƒ^�[‚ªƒfƒXƒNƒgƒbƒv‚Å—x‚é�Bƒqƒbƒvƒzƒbƒv�AƒTƒ‹ƒT�AƒfƒBƒXƒR‚ȂNjȂ̃Wƒƒƒ“ƒ‹‚ɉž‚¶‚½ƒ_ƒ“ƒX‚ð–ô‚点‚邱‚Æ‚ª‚Å‚«‚é�B
7ˆÊ�@Plus! –ÚŠo‚µŽžŒv
�D‚«‚ÈŽžŠÔ‚É�D‚«‚ȉ¹Šyƒtƒ@ƒCƒ‹‚ð‰‰‘t‚µ‚Ä�APC‚ð–ÚŠo‚Ü‚µŽžŒv‘ã‚í‚è‚ÉŽg‚¤‚±‚Æ‚ª‚Å‚«‚éƒ\ƒtƒgƒEƒFƒA�Bƒ}ƒCƒNƒ�ƒ\ƒtƒg‚Ì�„�§‚·‚郉ƒCƒtƒXƒ^ƒCƒ‹‚Å‚Í�A–�Œ³‚ÉPC‚ð‚¨‚¯�A‚Æ‚¢‚¤‚±‚Æ‚È‚Ì‚¾‚낤‚©�B‚»‚ñ‚ÈŽg‚¢•û‚ð‚µ‚Ä‚¢‚郆�[ƒU‚ª‚¢‚é‚ÆŽv‚¦‚È‚¢‚Ì‚¾‚ª...�B
‚±‚Ì‚Ù‚©�AWindowsMedeiaPlayer—p‚̃XƒLƒ“ƒ‰ƒCƒuƒ‰ƒŠ‚â�Aƒ€�[ƒr�[ƒ��[ƒJ�[—p‚Ì“ÁŽêŒø‰Êƒ‰ƒCƒuƒ‰ƒŠ‚È‚Ç‚ª•t‘®‚·‚é�B
‚Å�A‚±‚̃\ƒtƒg�A’l’i‚̉¿’l‚Í‚ ‚Á‚½‚Ì‚©�H�B
ŒÂ�l“I‚É‚Í‚±‚Ì’l’i‚È‚çƒMƒŠƒMƒŠƒZ�[ƒt‚Å‚·‚ª...�B
ƒtƒHƒgƒXƒg�[ƒŠ�[�Aƒp�[ƒeƒBƒ‚�[ƒh�ACDƒ‰ƒxƒ‹ˆó�ü‚Í�AŽg‚¤‹@‰ï‚ª‚ ‚è‚»‚¤�B‘¼‚Í�A‚Ë‚¦‚Ë‚¦�Å�V‚ÌMicrosoft Plus‚Ì“à—e‚Á‚Ä’m‚Á‚Ä‚é�H‚Æ’‡ŠÔ‚ÉŒ©‚¹‚Ñ‚ç‚©‚·’ö“x‚Å�I‚í‚è‚»‚¤�B’´ƒrƒMƒi�[‚©�A’´Windowsƒtƒ@ƒ“‚É‚È‚ç‚΂¨‚·‚·‚ß‚Å‚·‚©‚Ë�B
“Á�W�`ƒ\ƒtƒgƒEƒFƒAƒXƒ|ƒbƒgƒ‰ƒCƒg - �uMicrosoft Plus! Digital Media Edition�v‚ðŽg‚¦‚Î�AWindows XP‚ª‚±‚ñ‚È‚É‚¨‚à‚µ‚ë‚‚È‚é�I�i‘O•Ò�j
http://www.vector.co.jp/magazine/spotlight/030405/sl0304051.html
・トンデモ科学の見破りかた −もしかしたら本当かもしれない9つの奇説
物理学の教授が、学会の異端児たちの、常識に反する仮説を、科学的見地から検証する。
取り上げられたのは以下の9つ。
第1章 トンデモ科学の見破りかた
第2章 銃を普及させれば犯罪率は低下する
第3章 エイズの原因がHIVというのは嘘
第4章 紫外線は体にいいことの方が多い
第5章 放射線も微量なら浴びた方がいい
第6章 太陽系には遠くにもう一つ太陽がある
第7章 石油、石炭、天然ガスは生物起源ではない
第8章 未来へも過去へも時間旅行は可能である
第9章 光より速い粒子「タキオン」は存在する
第10章 「宇宙の始まりはビッグバン」は間違い
第11章 まとめ
知らないことってあるものだなあと、驚かされる。まず、ここに取り上げられたような仮説があることさえ知らなかった。また、そのうちの幾つかには、本当である可能性を感じる。
たとえば第5章「放射線も微量なら浴びた方がいい」で主題となるホルミシス効果。被爆国の日本では、このテーマはタブーとする風潮さえあるようだ。低レベルの放射線が体に良い可能性があるという、理論である。
日本の、原爆を生き延びた被爆者の死亡率を、他の日本人の死亡率と比較すると、実際には被爆者のほうが長生きしているという、意外な事実があるそうだ。これに対して、それは彼らが原爆を生き延びた生命力の強い人たちだからだ、とする「健康な生存者効果」という反論もあるのだが、著者は統計分析によって、これを斥ける。諸外国の研究者の低レベル被爆の研究も、ホルミシス効果の存在を裏付けている。
身近な話題としては第7章の「石油、石炭、天然ガスは生物起源ではない」もまた興味深い。個人的に不思議に思っていたことがあった。私の年代は、子供のころ、石油は、何億年も昔の生物の死骸が堆積してできたもので、量は限られており、節約しながら使わないと、あと20年、30年しか持たないかもしれない、と先生から教わった。だが、それから20年経過した今、石油が枯渇した事実がない。新たな油田さえ発見されている。採掘技術の進歩もあるが、根本的には、石油は思ったよりたくさんあったわけだ。
石油は人類が心配する必要がないほどいっぱいある。石油、石炭、天然ガスは、生物起源ではなく、もともと地球を構成している物質であって、地中奥深くにこれからも見つかり続けるだろう、とするのが、この仮説の概要。これもまた、今までの地質学、エネルギー学の体系に真っ向から反論するものなのだが、認めざるを得ない事実が幾つか含まれている。
この本の面白さは、9つすべての仮説の”トンデモ度”を4段階で、著者が最後に評価しているところである。専門知識を必要とする話題ばかりなので、読み進めるうちに、結局どうなの?という疑問がわきあがるのだが、この主観的判定があるおかげで、爽快な読後感になる。主観とはいえ、トンデモ度の判定基準も10項目明示されている。
ところで、先週、私はひとつのトンデモ仮説に見事にだまされた。いや、だまされたのは私だけではなかった。発端となるのがこのブログの記事だった。記事を書いた作者自身がだまされていた。
・チワワは犬に非ず
http://x51.org/x/04/05/2658.php
「この度、米シアトルにて、人間と犬に疾病を引き起こす共通の遺伝子を探るため、人気種85種を含む414匹の犬のDNA解析を行なったところ、犬の起源にまつわる驚くべき事実が明らかになったとのこと。「今回の実験でいくつかの思いがけない発見がありました。例えばイビサハウンドやファラオハウンドは太古から存在する犬であると思われていましたが、実はそうした種ではなく、比較的近代にブリーダーによってかけあわされて作られた犬だったことが明らかになったんです。しかし、更に驚くべき事がありました。現代では犬とされている何種かに至っては実際のところ、もはや犬ですらなかったんです。」」
で、チワワはイヌよりネズミに近いことがわかったというニュースである。
250以上のコメントと35以上のトラックバック。これらの書き込みを見ていくと、半数以上が元記事に納得していたように見える。(その後、ソースがパロディであると判明し、ブログ作者も訂正して大騒ぎ)。トンデモ仮説がブログコミュニティを見事にかき回した。
遺伝や進化の仕組みを思い出せば、こんなことはありえない、というのは今になって思うことだが、ちょっと読んだ段階では、私も、誰かに面白いトリビアを見つけたよ、と知らせそうになっていた。危ない危ない。
現代は専門家でないと分からないことだらけになっている。分野によってはごく少数の専門家が、少数の実験データから類推しただけの理論や、スポンサーからの資金獲得のために、数字の解釈をでっちあげた偽説もある。トンデモ科学は、学者が名声を得るために、自分の生きているうちには実験できないこと、反証が極めて難しい異説を、発表することで、生まれるケースもあるらしい。ノーベル賞受賞の理論も、歴史を調べてみると、後世にウソが判明したものもある。
チワワがネズミであるという仮説と同じようなトンデモ仮説が、私たちの常識の中にも含まれている可能性がある。あらゆる専門知識を勉強して、検証実験するわけにはいかないから、私たちができる最善の策は、この本のいう”トンデモ度”を常に意識しておくことだと思う。
科学読み物として面白い本だった。
デジタルカメラの写真や、Webの素材画像の処理に最適な、高機能ペイント&フォトレタッチソフト。作者は有名なタブブラウザSleipnirの開発者でもあり、ユーザビリティの洗練度の高いアプリケーション開発で定評のある人。ペイント系の基本機能に、レイヤー管理、各種フィルタを搭載し、一般ユーザの求める画像処理ならばこれ一本で完結できる。
フリーの高機能ペイントというと、オープンソースのGIMPも人気だが、操作性が独特で癖があった。本来がLinux系であるためか、Windows版の安定性に少し不安もあるように感じている。
・Gimp
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se190877.html
一方、PictBearは、商用ペイント定番のPhotoshopに似ている。Poorman's Photoshopといった趣の逸品。動作が軽く、操作が簡単なのがポイント。最近、ノートPCを購入して、ペイントソフトは何を買おうかと検討していたが、これで間に合いそう。
便利な機能:
・スクリーンキャプチャの直接読み込み
インポート項目にスクリーンキャプチャがあり、起動中のアプリケーションを選択するとアプリケーション画面のイメージを処理対象に読み込める。デスクトップ操作のイメージをプレゼンに使いたい場合に便利。
・多彩なプラグイン、マクロによる機能拡張
http://sleipnir.pos.to/software/pictbear/plugins.html
プラグイン、マクロが多数公開されており、フィルターや対応フォーマットなどを拡張することができる。
多機能ペイント系のソフトウェアに有償やシェアウェアが多い理由のひとつが、GIF画像を扱う際のアルゴリズムの特許使用料があるようだが、このソフトではLZW理論を用いずにGIFを展開するライブラリを利用して、その問題もクリアしている。
最近、書籍も発売されている。
まだできないことには、
・Adobe Photoshopなど商業製品のデータをそのまま読み込む
・チャンネル処理
・高度なパス指定とパス管理機能
などがある。特に対応フォーマットの少なさが最大の課題か。
複雑系の入門書。入門書としては解説が少ない気もするが、作者の見方が提示されているのがいいと思った。
複雑系のメタファーとしてよく使われるのが「パイこね変換」。この本でも複雑=Complicatedの語源が、「共に折りたたむ、コンプリカーシ」にあるという説明と共に登場する。
十分な粘性を持った小麦粉の層と、黒砂糖の層を重ねて、半分に、そのまた半分に、折りたたむ操作を繰り返す。一見、単純なこの操作の中で、黒砂糖の特定の一粒の移動を追跡すると、極めてランダムな動きをしていることが分かる。二つの層は引き伸ばされ、混ざり合って灰色の混合物になっていく。最初の数回の折りたたみが行われた時点での、粒の位置ならば、ある程度言い当てられるが、数百回、数千回となると、位置の計算が複雑になり、事実上、どこにあるのかを求められなくなる。近接した2点がこねるたびに指数関数的に離れていくためで、数学的にもその複雑性が証明されている。
単純なルールを適用した結果が、予想もつかない複雑なふるまいを見せる。そのふるまいは完全にランダムではなく、グラフにプロットすると、大きさを変えて同じ形が出現する、奇妙な入れ子構造を描くことがある。ストレンジアトラクターと呼ばれるこの収束ポイントに、複雑系の面白さが感じられる。風に揺られて落ちる葉の動き、地震の発生回数と規模、株価の変動パターンなど、自然現象や、世の中の動きに、まったく同じアトラクターが発見されるからだ。
だが、複雑系を即、実用的な予測に応用できないのは、その複雑さ故でもある。初期値が少しでも異なると結果が大きく変わってしまう。観察には誤差が伴う。何を観察するのかも恣意的になる。すべての粒子の位置とベクトルが把握できれば、任意の未来の系の状態を予測できると考えたラプラスの魔的考え方では、本当の予測ができないのだ。現状、天気予報は過去の統計をベースにしているに過ぎないし、地震の予知もはずれてばかりなのは、そのせいである。
この本で最も面白いのは、複雑系のメッカであるロスアラモス、サンタフェ研究所の創世記のドキュメンタリである。神童、天才と呼ばれて育った、数学に強い、生え抜きの研究者だけが主役ではないということ。いわゆる落ちこぼれで、アルバイト先にあったパソコンで遊んでいて人工生命の可能性を発見した人、コンピュータグラフィックで鳥の群れを描こうと実物を観察していたら、はまってしまった人、下宿先のおばちゃんから1000ドルを借りて買ったパソコンで発見してしまった人など、結構な数の異端児と、そのセレンディピティが、今日の複雑系研究の基礎を築いてきたのだ。とっかかりはいくつかの単純な法則を考えつくこと。なんだか、私にもできそうな気がしてきた(笑)。
複雑系はパソコンの普及と密接な関係があることが分かる。1980年代以前では、一部の数学者たちがぼんやりと考えていたに過ぎない複雑系の問題が、パソコンが普及したことで、研究者がシミュレーション問題を気軽に解くことが可能になった。利用料や利用申請が必要なスーパーコンピュータでは、思いつきを検証するには、荷が重すぎた。仕事場でなく、自宅にそうしたツールが入り込んだことが、複雑系の研究を大きく飛躍させている。
パソコンが複雑系を誕生させた。インターネット、ケータイやロボットが今ならば、それに当たるのかもしれない。こうしたパーソナルツールから、次はどんな研究が生まれてくるのか、考えてみるのも面白そうだ。
終盤の章は入門書としては、正直、難しいが本質に迫っている。複雑系の、科学史における革新性や、哲学的側面に焦点が当てられている。複雑系は、自然を単純化せず、複雑なまま観察する学問である。近代科学は、少数の公理から、定理や法則を導き出し、それですべての現象を、シンプルに説明しようとする「きっちり派」が主流。これに対して、量子論の世界など、確率論的に世界を理解しようとする「デタラメ派」が対抗している。だが、著者は両者を「同じ穴のムジナ」だと言う。どちらもミクロレベルの決定論的な振る舞いに立脚して、世界を見ているからだ。
複雑系は、きっちりでもデタラメでもない、無党派層の成果だと著者は言う。非線形力学から登場したカオス党と、非平衡系熱力学から現れた自己組織化党の、2大党派が現在の複雑系の潮流を作ってきたとする。この二つの党派の意見が微妙に異なるために、現在の複雑系の全体像が分かりにくいものになっているのだと結論している。
自然現象、社会現象のほとんどは、複雑系だ。対象領域は近代科学よりも広い。だが、一般には難しくて専門的な世界と思われている。問題は、私たちは言葉で物事を理解したがることにあるのではないか。3体問題に象徴されるように、現実は多数の要素が強いつながりを持っていて、一本筋の因果関係に還元することができないことが多い。だから、複雑系の説明は、常に「なんだか難しくてよく分からない」という印象をもたれてしまうのだという気がする。言語化を拒む特性がある気がする。左脳ではなく、右脳型の人間がリードしていく科学のようだ。
現実のあるがままを受け入れること。細部を大切にすること。それは原理主義的な宗教観を持つ、3大宗教の世界よりも、仏教的な考え方のように思う。この分野で、欧米では異端児とされる人たちが活躍し、日本人も結構、得意としていることと、関係がありそうだと思った。
ベストセラー「分かりやすい説明」の技術、「分かりやすい表現」の技術の著者が書いた「分かりやすい文章」の技術。芸術的名文ではなく、分かりやすくて、目的を達成するための文章術のポイントが、今回も分かりやすく、簡潔にまとめられている。
ソフトウェアエンジニアでもある著者の理想は、プログラムのように論理的で、機能的な文章にあるようだ。重要ポイントを先に書き、要点ファースト、詳細は後、不必要な情報を書くなが基本としている。学校で習う作文では、感じたことを書くのが良いと指導されてきたが、実務文では、主観的な形容詞がだらだらと続くと、意味が理解しにくくなる。
実務文には「斜め読み耐性」をもたせるべきという視点はユニーク。読み手がすべてを読んでくれるとは限らないから、飛ばし読みされても、書き手の意図が伝わるように書けという。最初に予告をすることが大切で、パズルのピースを見せる前に、それをはめ込むパズルのボードをみせてやることが、意図の理解につながるという比ゆは分かりやすい。
分かりやすい文章を書くための5つの技術として、構成、レイアウト、説得、センテンス、推敲が挙げられ、章別に合計18の各テクニックを紹介する。この本の文章が、分かりやすさのお手本のように書かれているので、納得度が高い。
たとえば、読みやすいセンテンスの4つのポイントとして挙げられているのは。
・センテンスを短くする(40字で、「が」の分割など)
・事前分解しておく(読点で意味を確定させる、など)
・曖昧さをなくす(修飾語は近くに、など)
・キーワードを作る(文章に取っ手をつける、とっかかりやすさ、など)
どれも日ごろ文章を書いている人なら、実感できるノウハウのリストになっていると思う。読点の打ち方については、何が正しく効果的なのか、迷っていたので大変参考になった。
ところで、分かりやすい文章を書く機会が、私には毎月一回やってくる。無敵会議の告知文である。ここまでのところ、毎回満員なので、内容理解と誘う効果を持つ文章として成功している例だと思う。
これは、いつも私が下書きを書いて、田口さんが推敲する形で完成させている。田口さんが削って足す操作をする結果、だいたい原文は50%程度残るので、まさに共同作品を作っている感じ。開発手法のひとつ、エクストリームプログラミングのノウハウに、ペアプログラミング(二人でひとつのコードを書く)があるけれど、それに似ている。二人で書くことで、共通了解している部分に集中し、無駄を刈り取ることができる。
来月はこれを参考にさらに分かりやすい文章で告知を書いてみたいなあと思う次第。
取り扱い説明書や、プレスリリースを書くのが仕事の人に特にお薦めの一冊。
ƒ^ƒCƒgƒ‹‚É‹U‚è‚Í‚È‚¢‚ÆŽv‚Á‚½�B
”–‚‚Ä30•ª‚œǂ߂邪�A“à—e‚ðŽ©•ª‚Ì‚à‚Ì‚É‚·‚é‚ɂ͉½”N‚à‚©‚©‚é�AƒrƒWƒlƒXƒuƒŒ�[ƒNƒXƒ‹�[‚̃GƒbƒZƒ“ƒX‚ª”Z�k‚³‚ꂽ–{�B
’˜ŽÒ‚̓R�[ƒ`ƒ“ƒO‚̃XƒyƒVƒƒƒŠƒXƒg‚Ì‘å‹´ ‘T‘¾˜YŽ�‚Æ�AŒ³ƒCƒ“ƒ^�[ƒlƒbƒgƒ}ƒKƒWƒ“•Ò�W’·‚Ì‘q‰€ ‰ÀŽOŽ��B‚ ‚Æ‚ª‚«‚ðŒ©‚é‚Æ�A‚±‚Ì“à—e‚Ì”‘z‚É‚Í�A•SŽ®ŠÇ—��l‚àŠÖ‚í‚Á‚Ä‚¢‚½‚炵‚¢�B
31ŒÂ‚Ì�A‘¼�l‚⎩•ª‚ð“®‚©‚·ƒZƒ“ƒeƒ“ƒX‚ª�A‰ð�à‚³‚ê‚é�B
‚½‚Æ‚¦‚Î�A
�E‚¢‚Ü�A‚¤‚Ü‚‚¢‚Á‚Ă邱‚Æ‚Í‚È‚É�H
�E5•b‚Å“š‚¦‚ð�o‚µ‚Ä‚Ý‚Ä�B
�Eƒ„ƒoƒC˜b‚ð‚µ‚Ä‚Ý‚È‚¢�H
‚È‚Ç�B
‚»‚µ‚Ä�A‚±‚ê‚ç‚ÌŒ¾—t‚ð‚Ç‚¤‚¢‚¤ƒVƒ`ƒ…ƒG�[ƒVƒ‡ƒ“‚ÅŽg‚¤‚ÆŒø‰Ê“I‚©‚Ì�à–¾‚ª1ƒy�[ƒW‚¸‚‚ ‚é�B‚½‚¾�A‚»‚ꂾ‚¯‚È‚Ì‚¾‚¯‚ê‚Ç�A‚Ç‚ê‚àƒcƒ{‚É‚Í‚Ü‚Á‚Ä‚¢‚錾—t‚ª‘½‚‚Ä�A–ˆƒy�[ƒW�A‚¤‚È‚¸‚«‚È‚ª‚ç“Ç‚ñ‚¾�B
�Å‚àŠ´–Á�AŠ´“®‚µ‚½‚Ì‚ª�A�u‚‚¾‚ç‚È‚¢ƒAƒCƒfƒA‚ð5ŒÂŒ¾‚Á‚Ä‚Ý‚Ä�B�v�BŠé‰æ‚⌴�e‚̃lƒ^‚É�¢‚Á‚½‚Æ‚«�A‚±‚ê‚Í“ÁŒø–ò‚ɂȂ邱‚Æ‚ª‚ ‚é‚ÆŽ„‚àŽv‚Á‚Ä‚¢‚½�B�hŽÏ‹l‚Ü‚é�h‚Æ‚¢‚¤�ó‘Ô‚Í�AƒrƒbƒOƒAƒCƒfƒA�A‘å�³‰ð‚ð’T‚³‚È‚¯‚ê‚΂¢‚¯‚È‚¢‚Æ‚¢‚¤‹”—ŠÏ”O‚ÉŽ©•ªŽ©�g‚ð’Ç‚¢�ž‚ñ‚Å�A‚É‚Á‚¿‚à‚³‚Á‚¿‚à�s‚©‚È‚‚È‚Á‚½�ó‘Ô‚È‚Ì‚¾‚ÆŽv‚¤�B‚»‚¤‚¢‚¤‚Æ‚«‚É‚Í�AƒxƒXƒg‚ŃOƒŒ�[ƒg‚Å‚È‚‚Ä‚à‚¢‚¢‚©‚ç�A‚¨‚à‚¢‚‚‚±‚Æ‚ð5‚‚‚ç‚¢�AŒû‚É�o‚µ‚Ä‚Ý‚é�A�‘‚¢‚Ä‚Ý‚é‚Ì‚ª“Ë”jŒû‚É‚È‚é�B
‚±‚Ì–{‚Í�AƒR�[ƒ`ƒ“ƒO‚ª�D‚«�Aƒ|ƒWƒeƒBƒuƒVƒ“ƒLƒ“ƒO‚ª�D‚«‚Æ‚¢‚¤�l‚É“Á‚ÉŒü‚¢‚Ä‚¢‚é�BŽ„‚à�D‚«‚ʼnߋŽ2‰ñ‚قǃR�[ƒ`ƒ“ƒO‚ðŽó‚¯‚Ä‚Ý‚½ŒoŒ±‚ª‚ ‚é�BƒR�[ƒ`‚Ì�I‚Ý‚È—U“±‚É�A‚¢‚‚̂܂ɂ©�A“ª‚Ì’†‚ª�®—�‚³‚ê�A‚â‚邱‚Æ‚ª–¾Šm‚É‚È‚Á‚½‚è�A‚â‚é‹C‚ª�o‚½‚è‚·‚é�B‚±‚̃R�[ƒ`ƒ“ƒO‚Ì–‚Í�AŒ‹‹Ç�A‚±‚¤‚¢‚¤Œ¾—t‚ð‚Ç‚¤Žg‚Á‚Ä�AŽ©•ª‚Ì�S—�‚â�A�ê‚Ì•µˆÍ‹C‚ð‘OŒü‚«‚É•Ï‚¦‚é‚©�A‚Ì‹Z�p‚É‚ ‚é‚Ì‚¾‚ÆŽv‚¤�B
‚»‚̃GƒbƒZƒ“ƒX‚ª900‰~‚Å30•ª‚Å“Ç‚ß‚½‚ç�AˆÀ‚¢‚©‚È‚Æ–ž‘«�BƒZƒ“ƒeƒ“ƒX‚ª�‘‚©‚ꂽ�A’Ô‚¶�ž‚݂̃|ƒXƒ^�[‚Í•Ç‚É“\‚Á‚Ä‚¨‚±‚¤�B
真実は社会的に後から作られてしまうことがあるという話。著者は心理学者で、長年、刑事裁判、冤罪事件の精神鑑定に関わってきた。関係した事件には帝銀事件や野田事件など有名な事件もある。取調室という密室の中で容疑者が、やってもいない犯罪について自分がやったと思い込み、犯人になろうとする特殊な心理について、著者の分析事例が次々に語られる。自白させる技術のプロフェッショナルである刑事が、尋問を行うことで、精神的に弱さを抱えた容疑者は、犯罪の物語を承認し、自ら、辻褄のあうような自白をしてしまう。
そして、密室での取調べが、メディアに発表されることで、社会的に真実とみなされ、証言者の心理にも影響を与える。その結果、ありもしない事件や、犯人が作られていく。本件以外の小さな犯罪を容疑者が犯していたことが分かった途端、目撃者たちの主観も変わる。面通し時「よくわからない」といっていた目撃者が、手のひらを返したように「犯人によく似ている」と意見を変化させてしまう実例など、いかに私たちの主観がいいかげんであるかよく分かる。
供述心理学者グッド・ジョンソンによる迎合性テストという心理テストがあるという。これは、「権威のある人のそばにいると、びくついたり、怖がったりする」「自分が正しいと強く主張する人にはすぐ折れる」「自分に期待されていることなら一生懸命にする」などの20項目の診断を行うもので、虚偽の自白をしてしまう容疑者は多くの項目があてはまっているという。冤罪事件の多くに、そのような迎合性の高い容疑者や証言者が関わっており、真実の解明が困難になっていく様が語られる。
私たちは、裁判結果やメディアの報道を真実と思い込んでしまうが、いかにそれが危険であるか、が分かってくる。著者の取り上げる事例は、冤罪と入っても、ほとんどが有罪が確定している事例が多いのだが、どの話も著者の主張には十分な説得力があり、考えさせられる。
また、取調室のような平常と異なる場に働く特殊な心理が垣間見えて興味深い。誘拐事件や立てこもり事件の際、人質とテロリストの間で奇妙な連帯感が働くストックホルム・シンドロームだとか、以前書評した「人はなぜ逃げおくれるのか」に出てきたような大災害時のさまざまな心理の動きなど、人には平常時と異なる心理の世界があるようだ。ここで紹介される自白の心理学も、そうした非線形な心理学のひとつだと思う。
冤罪が疑われる事件についての謎解きミステリとしても、ドキュメンタリタッチで、読みやすく、面白い本だった。
・起訴の植草一秀・早大元教授が「潔白」訴え
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20040511/K0011201911044.html
気になるのはこの人の場合どうなんだろうかということなのだが、まあ、どうでもいいか...。
最高。
電車で開いて、ニヤニヤ読んでいたら、覗きこまれて困った。
今、イチオシの芸人は文句なしにパペットマペット。パペットのうしとカエルが繰り広げる、ちょっとブラックでシュールなショートコント芸。公式サイトをチェックして出演番組をすべて録画している。これが面白くないという人の気が知れない。
・パペットマペット
http://www.puppetmuppet.com/
この本はパペットマペットのコントを実写4コママンガとして構成したものを50本も収録している。驚いたことにノリがそのまま4コマに写し取られている、というか、実演そのままだ。彼ら(敢えて複数)のコントは基本が4コママンガの構造にあったのだなあと発見。
マペットパペットの笑いは、間の笑いだと思う。オチは大抵「...」である。この本にも4コマ後の1ページがそれに当てられていて、イイ、ものすごくイイ!。私が目指す?笑いの理想に近い。これからの笑いはこれ。絶対。
ところで、私はGreeで、パペットマペットのコミュニティを作った創設者です(えっへん)。いつのまにか40人近く登録者がいて、驚いていますが、そのうちのひとりが、SW氏。CNETで情報化社会の航海図を連載している方です。ばらしてしまってゴメンナサイ。SW氏、気合が入ってます。自己紹介写真が、パペットマペットのパペットです。(ご本人の許可頂いて掲載)
このパペットは、私も、楽天でみつけていたんですが、買っているとはさすがです。ちょっと悔しい。
・情報化社会の航海図
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/
ご存知、IT業界人必読のコラムブログ。
そういうわけで、IT業界にも、すっかり、浸透しつつあるパペットマペット。最近、テレビ露出も増えてきているようですが、
5月19日、DVDも発売されました
買いました(笑)。
彼らの爆笑オンエアバトルのデビューから最近に至るまでの放映作品が収録されています。最初はうしとカエルのキャラができていなかったことや、喋りがずいぶんゆっくりしていたことなど数多くの発見ができます。ファン必携。
その後、主宰の二人が情報の可視化事例を連続で紹介しました。このセッションは機器トラブルに見舞われ、乱調でした。冷や汗かきながら、用意した半分くらいの可視化アプリを見て回りました。この部分は少しまとめるのに時間がかかるので、今週、後でまた報告を書きます。
インタラクティブな会義の時間には、次のような発想を全員で考えました。最初に個人で発想し、次に6人グループでグループ討議する形式はいつもの通りです。
発想問題:
「
2004年、あなたはあっと驚くウェブ上の「おしゃれ」な表現方法を思いつき、世界ウェブデザイン発明対称を受賞してしまいました。そのあたなが思いついた画期的なHTMLタグを教えてください。またそのタグがどのような表現をしてくれるのか図解してください。」
ここではグループ別に開発してもらった例を紹介します。最初のふたつが主宰の二人が意見一致で選んだ入賞作品。受賞グループには百式Tシャツが1枚ずつプレゼントされていました。
■入賞:<peace>優しくない文章</peace>
Web上の言葉がすべて優しくなるタグ。このタグで囲まれた攻撃的な表現は優しく書き換えられて表示される。
きらい → ちょっとすき
ぶっころす → 痛い目にあうかもね
いじめてやる → またね
世界中ハートでいっぱい
■入賞<JJ>女の子の写真</JJ>
オシャるタグ。山田花子の画像をこのタグで囲うと、マウスオーバーしたときにJJ風のおしゃれな山田花子に変身して表示される。他に<CAN></CAN> <AN></AN><NON></NON>そして<MZN></MZN>(ミズノンノ)など。
■「マジックビジュアル」というタグ
キーワード、たとえば好きな食べ物をタグではさむと、ハードディスクを自動検索し、その人の好きな食べ物を絵で表現してくれる。
■<check></check>
人のWebサイトに入れられるタグ。しおりの機能。チェックを入れた部分を友達などに教えられる。自分の気分によって色などが変わる(バイオリズムなど計算)。
■<realize level=n flower></realize>
有料タグ。
<realize level=n dream>
<realize level=n celebrity>
<realize level=n enemy>
図解から想像すると、有料でそれを視覚的に実現してくれるタグということでしょうか。
■<change>ネタ</change>
#漫才するタグのようです
つっこみ系
<ainote>合いの手
<osekai>おせっかい
<tsukkomi>つっこみ
変換系
<AA>絵
<curve>曲げる
強調系
<love>
<smile>
<backto1940>
ちなみに、主宰の二人はこんなタグを考案してみました。
■<P2p app=winmx,winny>欲しい曲</p2p> 橋本
アプリケーションと欲しいMP3の楽曲データを指定すると、ブラウザーが自動的にP2Pネットワークへ接続し、ダウンロードメーターを表示してゲットする。サーバ管理者側が手を汚さない自己責任タグです。いまどきはこういうタグを考案しただけで逮捕されてしまったり、します?
■<shop>買う</shop> 百式管理人
このタグで囲まれた「買う」をクリックするとユーザの携帯電話にお店から電話がかかってきて買える。フォーム入力などのショッピングの手間を大幅に省くという発想だそうです。
と、まあそういうわけで、今回も、たくさんの発想が行われました。
³GïcæTñ̨µáêïcàõäçÅ èªÆ¤²´¢Üµ½Be[}ÍrW AfUCB¡ñàAO¼A½ÊÈQXgɨb¸¢½îñÅA½³ñÌqgðàçÁÄASõÅz·éC^NeBuÈïcÉÈèܵ½B
O¼ÌÐîÅ·ªAQXgXs[J[ÍȺÌƨèŵ½B
QXgv[iv50ªj
@Ezx\tg@}Ch}l[W[
ú{VXeZp@ì
zÌn}A}Ch}bvÍzpƵÄL¼Å·ªA»Ì}Ch}bvðobÅ쬵Av[ÉpÅ«é\tgu}Ch}l[W[vª èÜ·B±Ì\tgÉêñÅïÐðà̳ɵĵÜÁ½Æ¢¤A}Ch}bvÌGoWFXgìÉA¼XÉv[ðµÄ¢½¾«Üµ½B
EMindmanager(}Ch}l[W)ÆMindMap(}Ch}bv)
http://www.nsgnet.co.jp/mm/
ÈñÆ}Ch}l[W[ðg¤Æ}Ch}bvðì¬Å«é¾¯ÅÈAp[|CgÖA®³¹é±ÆªÅ«éñÅ·ËI±êÍÖBÚµÍãLTCgÉàà¾Æ̱Ū èÜ·B}Ch}bvÌè«hÌàA±êÍgÁÄÝæ¤Æ¨à¢Üµ½B
@Ev[}Ìp[v[e[ViPOj
vf
[T[AnÁã\æ÷ð@²XØ
EBlA²XØÌv[}iBB-WAVE.comj
http://bb-wave.biglobe.ne.jp/prezenman1/
mgjÌz[y[Wì¬ÔgÌiïâerÌaav`udÈÇoÅAú{ÅêÔL¼Èp\RÌæ¶Å é²XØð¨Äѵܵ½B²XسñͯÉuv[}vÌÙ¼ðÂAv[ÌBlÅ·B¡úÍêÌTO}ðgÁÄAéæzÌÉÓð`öµÄ¢½¾«Üµ½B
êÔA¤´µ½Ìªz·éÆ«ÉÍAÅÉeVðÚ¢ÁÏ¢ßĨ±¤Æ¢¤Æ±ëÅ·B²Xسñ̨bÍÌðßÅÍAeVðßÄA¨¢æE]ƶ]ðg¢ÈªçA¢¢àÌðìÁÄ¢ÁıƩÆv¢Üµ½B
½Å·ªÅßÍANü¯Éª©èâ·ð±±ëª¯Ä¢éæ¤Å·Bv[àÆÄàí©èâ·Ä×ÉÈèܵ½B
EN̽ßÌp\RuÀÆÁÄàâ³µ¢!C^[lbg NHKï¡IX
@Eg£»À´Æîñ»iPOj
îcåw@ºª¤º@mÛö@¼º
EvtB[
http://www.muraoka.info.waseda.ac.jp/~nishimura/profile.html
fæ}gNXÌ¢EðÀ»·éæ¤Èg£»À´Ì¤ÒŠ鼺ªoêµAæ[¤àeðÐîBunÉ¢é[UªAwbhZbgfBXvCð ·é±ÆÅA ½©à×É¢é©Ìæ¤É¤¯ìÆðÂ\É·é`qVXeBÉÍAÁêÈߪËð¯Äéç·±ÆÅÇç¦àñâsJ` EÆéç¹é®ðÀ»·é¤B»µÄã¼ÍAv ÌîñðF̯ÆÝȵAÞµ½¶ÌQêðâÍÌæ¤É\¦·éîñ»VXeðöJB±ÌVXeÍßúêÊöJ³êÜ·B
@E»ÅOü@EiPOj
cåwåw@@Àº¤º@nç²
EMemorium:ßéC^tF[XÌñÄÆ»Ìì
http://www.persistent.org/memorium.html
±ÌûÍ»̤¢EÅÍL¼lÅ·BDigital Art Awards 2002 C^NeBuå ÁÊÜÙ©AwïÅà¢]¿ð¾Ä¢éußéC^tF[XvEÉ¢ÄJÒ©ç¨b¢½¾«Üµ½B éL[[hÌy[W©çnÜÁÄAOÌy[WÌ^CgÉÖA·éy[WðAõGWðgÁÄðÃé®É©®õµ½ÊðA ðY¤Ìæ¤É\¦·éi Aà¤AãÌtqkðNbNµÄ»¨ð©ÄIjj[NÈC^tF[XÌñÄÅ·BîñðT·ãÍIíèܵ½Bßé̪Vµ¢ñÅ·A±ê©çÍB
@E¨µáéZp
¨µáéZp@~YmmiPOj
EIVéZp
http://www.zeel.jp/og/
Æ¢¤í¯Å^Å¿oêÌAO]»à©Á½~YmmÅ·B~YmmÁÄNHÆ¢¤ûÍת«èܹñB Ì~YmmÅ·BãÌURLÅmFµÄ¾³¢BÜ A»¤¢¤îÅAÁÄ¢éð·×ÄRâµÄµÜ¢AßÌè¿ÉÆçíêÈ¢t@bVÌBlÉÈéÆé¾µ{[Iµ½ÞÈÌÅA¡úàªÈ¢ÌÅW[WÅoêBÈÉ©©ñÅ¢½ÌÅ·ªA·¢Ü¹ñAo¦ÄܹñBÞ©gªG^eCgÈÌÅA½©©ñÅ¢½Å\ªÅµå¤B¾tð´¦Ä¢Ü·BîðmÁÄ¢élÍåÎAmçÈ¢lÍ Á¯ÉÆçêÄûð|J[ƳêĢܵ½B¬÷Å·BÞÍ·ÅÉxXgZ[ìÆÈÌÅ·ªi¢Åɾ¤ÆcoÌCeÌ͸ÈÌÅ·ªjA¨µáéZpÅ{[µÄV½ÈOl¢Ì¢EðØèñ±¤ÆµÄ¢Ü·B¡Nã¼ÅA൩·éÆfBAÅåuCNANÌ¡ Í_ÌãÌlÅ éÂ\« èÅA³GïcÀsÏõïƵÄÍAÞÉq¯Ä¨èA»Ìsð¡ãà©çç¹Ä¢½¾±¤ÁÄ¢¤©ñàoľ³¢AÆvÁĨèÜ·B
A»êÆÅ·ËBf Å ì³ñðTµÜµå¤B¨àµë¢±ÆÉÈÁĢܷB
Æ¢¤í¯Å½ÊÈQXgwɲ¦Í¢½¾«ÈªçAO¼I¹Å·B
ã¼Ì|[gÍܽ¾úB
EPHP Editor
http://fol.axisz.jp/php/
PHPÌJÉÁ»µ½GfB^Bt[EFABWebÌJ¾êƵÄlCÌPHP¾ªAJ«ÆÈéÆAeLXgGfB^ðgÁÄ1t@C²ÆɢĢéGWjAª½»¤BPHPÌJ«ÍA¢Â©¶ÝµÄ¢éªAL»iÅ Á½èAú{êªÊçÈ©Á½èÅAÈ©È©AÇ¢à̪ȢÈÆvÁÄ¢½B
±ÌPHPEditorÍú{»ÅAµ©àAt[EFAÅ éBgÁÄÝÄAÖÉvÁ½Á¥ð3ÂȺɰéB
P@vWFNgÇ@\
¡ÌPHPt@CðvWFNgPÊÅÇ·é±ÆªÅ«éB
½Æ¦ÎCÆÈét@Cuindex.phpvAAvP[VÌÝèðÜÆßĨuConfig.phpvÈÇÌt@C¼ÍAæg¤ÌÅAvWFNgPÊÅǵĢȢÆA¬µÄµÜ¤±Æª éB±ÌÇ@\ðg¦ÎAêÅÖW·ét@CðJ¢½èAÛ¶·é±ÆªÅ«éB
Q@ÀsyÑR[hØ@\
R[hðGfB^Å¢½ãAuEUÅ[JWebT[oÌURLð\¦³¹éÌÍAÊ|Å éB\ßÒWÌt@CÌURLðo^µÄ¨±ÆÅAÀsj [©çNbNÅAuEUÉæé\¦ÜÅð©®»µÄ¢éBR[hɨ©µ¢Æ±ëªÈ¢©ð`FbN·é¶@Ø@\à èAfobOÔðZkÅ«»¤¾B
R@NX\¢Ì»ÆüÍâ®@\
R[hGNXv[@\ÍAÒWÌ\[XR[h©çA[Uè`ÌÖâNXðÇÝæÁÄAc[\¦µAYÓÖNbNÅÚ®³¹éBÐÆÂÌt@CÉ·×ÄðÜÆßÄÌÅvWFNgÇsvÆ¢¤cmÉàA±Ì@\ÍÖB
»µÄA½æèR[hÌ©®â®@\ªÚ³êÄ¢é̪ðµ¢B¤pJ«ÅͽèO¾ªAt[\tgEFAűÌ@\ª éÌÍ¿µ¢ÌÅÍÈ¢¾ë¤©BÖyÑNXè`i[Uì¬ÌNXðÜÞjð©®IÉÇÝæÁÄüÍðâ®·éBNX¼ðü͵½iKÅCTRL+SPACEL[ð·±ÆÅAo¼Ìóâª\¦³êAIðüͪūéÌÅAÅ®ªÈÈ龯ÅÈA^Cv~Xªh°éB
±Ì¼AHTMLâPHPÌ\¶üÍÌx@\AuRg»v¾Æ©uÎÊÉÚ®vÆ¢Á½CÌ¢½@\à ÁÄAg¢â·¢BܾSÌIÉVvÈÌÅAìÌwKàeÕ¾B¡ãAWÚÌev[gACuª[ÀµÄ¢¯ÎA³çÉÍÈJc[ÉçÁÄ¢«»¤B
ÖAîñF
EJÉ¿åÁÆÖÈc[uCopal2v
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/000222.html
考える道具というタイトルから、以前書評した「考具」に似た本が連想されるのだが、内容的にはまったく異なる教養本。ビジネス実践の知恵ではなくて、古今東西の哲学者たちの、思想の中心となる考え方=ツールを紹介する。ソクラテス、プラトンからベーコン、デカルト、カント、そしてチューリング、ドーキンス、デリダ、古代から現代まで登場人物は多彩。哲学者というのは、根源的なことを考えるプロである。この本はそのエッセンスを抽出した「突き詰めて考えると現れる思考パターン集」と言えそう。
同じことを説明するのならば単純な理論のほうが良いとする「オッカムの剃刀」や、道徳を計量的に考える指針「ベンサムの最大多数の最大幸福」、異なる見方の衝突から高いレベルの総合解決を見出す「ヘーゲルの弁証法」など25の道具が登場する。各章ではそれらの道具を作った哲学者たちの生涯が語られ、どのような文脈の中で生まれた思想なのかも明らかにされているのが良い。ひとつの章が10ページ程度なのも読みやすい。
翻訳はインターネットの哲学サイトポリロゴスの運営者。内容を理解して翻訳しただけでなく、日本語版独自の読書案内が章ごとに追加された。各哲学者についてもっと知りたいときにはこの和書を読みなさいという案内で、よくできている、見事。
・Polylogos
http://nakayama.org/polylogos/
こういう本を読むと、それぞれの哲学について深く学んでみたいと思うが、現実はなかなか、難しい。最近の書籍の売れ筋のひとつに古典を要約した「あらすじ本」があるが、この本もそうした系統の一冊である。知のサプリメント。サプリメントで栄養素だけを補充して健康を維持するのと同じように、多忙な現代人は、要約本で教養を維持したいと思う人が多いから、売れるのだと思う。自然に食物で摂った方が栄養のバランスが良いように、本当は、真面目に勉強したほうが身につくのだろうなあと思いつつ、「飲まないよりは良い」ということで、サプリ本にまた手を伸ばしてしまう今日この頃。
最近、私の弟は企業を辞めて大学院に戻ったらしいのだが、ちょっと羨ましい。ああ、まとまった勉強がしたいなあ。
AAAだとかBBB-だとか、企業の格付け情報を金融系ニュースでよく目にする。企業経営の質を表す投資家向けの指標なのだろうと漠然と考えていたが、この本を読んで、やっと意味を理解できた。
・格付け一覧 ムーディーズ
http://www.moodys.co.jp/ssl/list/ratlist.asp
ムーディーズ、スタンダードアンドプアーズ(S&P)、フィッチが格付け企業としては、御三家で、他にも日本系のR&I、JCRや、独立系の三國事務所などがあるそうだ。シェアは御三家の外資系が、圧倒している。
最近では、民間企業だけでなく、大学や病院、自治体などに対しても格付けを行っているらしい。怖いのは指標の過剰評価と独り歩きである。もともと、これらの格付け情報は、企業の未来の成長可能性、大学の難易度やブランド力やサービスレベル、病院なら生存率を示しているわけではない。格付け作成にはいくつものパラメータが使われるが、主に債務不履行(デフォルト)のリスクを判断してつけた指標である。だが、金融に詳しい知識のある人以外は、こうした格付け情報が一般ニュースに混ざって報道されると、組織の持つ総合力を評価したものと勘違いしやすいのではないだろうか。私はだいぶ誤解していた。
儲けるための投資判断材料としても、正しくはないらしい。債務不履行に陥らないような慎重な経営は、短期的な高い成長率にはつながらないことを意味する。むしろ、格付けの一般化した米国では、格付けが低く「投機的」なジャンク債に、投資家の人気が集まったりもするらしい。日本は格付けが神格化されてしまい、格付けの低い金融機関は信用問題を起こして、すぐにつぶれてしまったりするのとはだいぶ様子が違うようだ。日本のように、格付け情報が未来を操作するようでは、本末転倒だろう。
「勝手格付け」が主流になってきているそうだ。企業に格付け費用をもらって格付けを行う依頼格付けではなく、一般人と同じレベルで入手できる公開情報から、”勝手に”格付けを行うやり方のこと。
この本ではムーディーズの格付けの方針が要約紹介されている。
1 専門のアナリストが分析するが主観的な要素は入る
2 格付けは複数のアナリストによって決定される
3 長期的な視野に立って格付けは行われる
できる限り客観に近い主観を提供しますという方針。ムーディーズのサイトに詳細が掲載されている。
・格付けとは(ムーディーズジャパン)
http://www.moodys.co.jp/ssl/general/toha.asp
格付けについての丁寧なガイドで読み応えあり。
読んで思ったのは、格付けビジネスは、モラルが重要だということ。企業から格付け料金をもらう代わりに高い格付けを与えるということも実際にあるらしいのだが、やりすぎると格付け自体が信用を失う。企業体としての利益追求と、中立性のバランスが肝であるらしい。
後半ではアナリストのプロフィールや格付けに見る日本の未来といった話題が続く。格付けについて総合的に理解できる良い入門書だった。
この本は金融業界の格付け企業の話だったが、情報社会において、格付けというのは至る所で重要視されていると思う。ネットオークションのユーザの格付け、オンライン書店のユーザレビューによる書籍格付け、グルメサイトのレストランやラーメンの格付けなど。どれも比較して判断する時間を短縮するために使われているようだ。
米国で面白い格付けビジネスがある。ベケットという会社で、統計の博士が創業した。野球選手やポケモンなどトレーディングカードの希少性を評価して格付けをし、ベケット値と呼ばれる値段を発表する。そのベケット値でカードを取引する流通や、オンラインストア、情報誌を発行するビジネスで大成功している。ネットオークションでもベケット値が参考値になるので、値崩れが起こらず、明らかにレイティングによるバリューを生み出している。ネット上で流通するもので、格付けに専門家の目利きが必要な種類の商材には、まだまだ同じようなビジネス展開が可能なのではないだろうか。
・Welcome to Beckett.com!
http://www.beckett.com/estore/
関連情報:
・2ちゃんねる格付け板
http://that3.2ch.net/ranking/subback.html
芸能人のランキングから、「強そうな駅名」などおかしなものまで
・製品、サービスの格付けサイト PTP
http://www.ptp.co.jp/top.php3
家電、PC、から映画まで
・戒名の格付け
http://sogi-iso.jp/jouhou/sougi18/18_1_4.html
戒名にもランキングが
また急なご案内になってしまって申しわけありませんが、今週の金曜日に無敵会議を開催です。今回のテーマは、
おしゃれ会議
〜ビジュアルデザインで伝わる力〜
コミュニケーションの情報伝達量のうち、言葉の占める割合は1割に過ぎないという研究があります。そして、視覚は最も重要な感覚だと言われています。
そう、情報を伝えるには、見た目がとても重要なのです。
テーマは、ファッション、プレゼンテーション、インタフェース。今回の無敵会議では、ビジュアルデザインの成功事例や達人に、ノウハウを学びながら、仕事に生活に役立つ、ビジュアライズのテクニックを研究します。
ファッションセンスでモテる技術、プレゼンテーションで魅せる技術、Webやツールを使いやすくする可視化技術。容貌をかっこよく、可愛らしく、勇ましくみせる。ビジネスで伝えたいことが伝わる。フツウのモノが使いやすいグッドデザインに変わる。それが「おしゃれ」の本当の意味だと私たちは考えました。こんな役立つ楽しいノウハウを、デザイナーだけに独占させるにはもったいない。
そこで、今回は特別ゲストもお呼びして、おしゃれ技術を学び、そして新しいおしゃれのあり方を考えようという趣旨で会議を開催します。会議ですから全員参加です。
■ 実施要綱
日時 2004年05月21日(金) 19:40-22:00(19:30受付開始)
場所 デジハリ渋谷校 (地図)
渋谷区道玄坂2-25-12 道玄坂カブトビル4F
費用 3,000円(税込、当日現金払)
定員 限定50名(先着順)
持ち物 筆記用具
協賛 デジタルハリウッド株式会社
主催 橋本大也(Passion for the Future)
百式管理人(百式)
■ プログラム
第一部 橋本、百式管理人、ゲストによるインターフェース考察
情報の可視化のユニーク事例を20連発。Webやソフトウェアの使いやすいインタフェースを、実例を眺めながら、考えます。
いまどきのオシャる技術。徹底的にファッションにこだわると世界は変わる?
パワープレゼンテーションの人になる。パワーポイント、プレゼンの秘訣を達人に学ぶ。
第ニ部 会議
おしゃれ技術について参加者とともに会議します。
第三部 名刺交換と交流会
名刺とそれ以外のあらゆるものを交換。
■ 投稿・お申込みはこちらから
→ お申し込みはこちらから
■ お問合せ
このイベントに関するお問合せ、取材のお申込みは info@project-on.com までお願いいたします。
以前から気になっていたツール。予想通りの便利さに感動。長く使いそう。
・extedit - Webブラウザの入力フォームで好きなエディタを使う
http://mylog.ishinao.net/id/1177
これは私だけの感覚なのかもしれないが、インタフェースには固有の質感ってあると思う。テキストエディタのメモ帳(秀丸やWZEditor)と、ワープロのMS Wordの入力感が、その例で、アプリケーションの動作の重さやビジュアル表現の違いが、入力の質感の違いを生んでいるように思う。
Wordは、厚い光沢紙系の紙に、サインペンで文字を書いている感じがする。テキストエディタは、細いボールペンで、薄いコピー紙にサクサク書いている感じがする。私にとって、ワープロの光沢紙にサインペンの感覚は、なんだか落ち着かないのだ。物を考えて書くのなら、テキストエディタの方が、しっくりくる。
技術的には、開発者がエディタやワープロをプログラミングする際に、リッチエディット系コンポーネントから派生したか、メモ系コンポーネントから派生したか、という違いに起因するような気もしている。リッチエディット系は、文字の修飾機能が最初から実装されているために、ゼロから開発者が機能追加しなければならないメモ系よりも簡単に開発しやすい。だから、オンラインソフトでは安易に多用されて、Wordのように重たい感じのアプリケーションが多くなっているのではないかと推測している。
Webの入力フォーム(Textarea)もまた独特の質感を持っていると思う。基本的にはメモ系の質感なのであるが、もともと決められた項目を埋める枠に収められた場で使われるため、狭苦しくて窮屈な印象がある。なぜか早く入力しろとせきたてられている感じもして、落ち着いて文章を書きにくいし、任意で内容を保存できないので、長文入力は途中でブラウザが故障して、文章を消失するのではないかと心配になったりもする。
このextedit-webは、Webの入力フォームへの入力を任意のエディタで可能にする。入力したいフォーム上で右クリックでメニュー選択すると、一時ファイルが作成され、任煮のテキストエディタでそれを編集し、終了すると同時にフォームへテキストを流し込む。書いた内容も履歴保存されるため、複数の掲示板への書き込み履歴を管理するのにも使える。これで掲示板に気軽に書き込みができるようになりそうだ。
ところで、この質感の話って、皆さん、どうなんでしょうか。分かっていただけるでしょうか。他にも、PDF文書(厚みのある、柔らかい紙)やFlash(テカテカした薄いプラスチック)、Excel(下に何枚も重なっている紙)、JavaApplet(底の浅い入れ物の中で動作する)、Windowsのスタートボタン(ペラペラ)などというアプリ固有のクオリア(質感)を感じています。このクオリアの違いが、アプリのユーザビリティに大きな影響を与えていると思うんですが、あ、誰もわかってくれてなかったりして...。私が電波系なだけ?。
以前から気になっていたStarSuite7を購入し、今日のデジハリの講義で、以前PowerPointで作成していたプレゼンテーションファイルの表示に使ってみた。PowerPoint付属のテンプレートをベースに作成した内容だったので、表示に不安があったが、何の問題も起きずに最後まで表示できた。たぶん、聞いてくださった方々は通常のPowerPointだと思われていたはず。仕事で初めてStarOfficeを使ったことになる。プレゼンは十分いける!
・StarSuite7
http://jp.sun.com/products/software/starsuite/
・Amazonで購入できる
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001BYO7I/daiya0b-22/
StarSuiteは、SUNが開発したオフィススイートで、MS OfficeのWord、Excel、PowerPointなどと同レベルのオフィス文書作成ができるスグレモノ。個人向け販売はソースネクストが行っている。MS Officeと互換性があり、多くのMS Office文書を、StarOfficeでも表示、編集することができてしまう。他にもドローツールやデータベース、ホームページ作成機能も用意されている。各ソフトはOffice同様、統一された操作と形式で、連携している。
主な機能:
・ワードプロセッサ
・スプレッドシート(表計算)
・プレゼンテーション
・図形描画
・数式エディタ
・HTMLエディタ
・データベース接続機能
で、結局、MS Office比べてどうなのか?、ビジネスでちゃんと使えるのか?のふたつが気になっていたところなわけであるが、機能の多彩さや洗練度はMS Officeにはっきりと軍配が上がる。だけれども、StarOfficeもビジネスで使えるレベルにあると感じた。
何しろ価格が1980円(1年間の期限ライセンス)である。MS Officeとは数十倍も値段が違うのだ。ビジネスであればMS Officeが一本はないとまだまだ不安が残るが、表示や修正中心、家庭や2台目以降のPC、社内向けの文書作成用途であるならば、これで十分だと思った。書籍も複数でているので教育的にも問題はない。
互換性については、あまり期待してはいけない。Powerpointは相性がいいようだが、WordやExcelではしばしば表示が崩れる。制作者が手間をかけてレイアウトやマクロ凝った文書ほど、崩れやすいのは残念なところ。基本的でデータっぽい文書ならばほぼ完璧に互換性がある。
それに、StarSuiteには、MS Officeにないユニークな機能がある。
・すべての文書をPDFに変換できる
・プレゼンテーション文書をFlash形式に変換できる
という機能は驚いた。文書のWeb公開に便利だ。
このStarOfficeはほぼ同一のものをタダでダウンロードすることもできる。フリー版(オープンソース)はOpenOfficeと呼ばれている。フォントや対応ファイルなど一部、商用版の方が機能追加されているらしい。
・OpenOffice
http://ja.openoffice.org/
ところで、このStarOfficeの販売元のソースネクストのコモディティ化宣言(ソフトウェアをなんでも1980円での意)により、MS Officeなど既存のビジネス、ユーティリティソフトの割高感がはっきりしてきた。ソフト販売店でパッケージソフトを購入する個人ユーザは少ないという調査報告を先日読んだが、普通の個人ユーザは2000円くらいでなければ、ソフトウェアを買わないのが現実だろう。ソフト購入体験の入り口を広げる意味で、ソースネクストのコモディティ化宣言というのは、いい戦略だなあと思っている。
同社の1980円シリーズは、中級以上を自認するPCユーザからは「あんなものフリーソフトで探せばあるじゃないか」と批判されることが多い。私も調べた結果、ほぼ全製品が実際、そうなのである。だが、探したり、評価できるくらいならば初心者とは言えないだろう。最低限、パッケージ流通できるレベルの品質のソフトであるという保証があって、CDに焼かれて管理しやすい形で入手できるという部分が1980円の価値なのだと思う。
ðɧÂ̩ͪ©çÈ¢ªACÉÈÁ½\tgÌÐîB{ÍJxc[A\[XGfB^ÌêíÈ̾Æv¤ªAÊÉgÁÄàyµ¢B
EDialog Browser
http://www.virtualplastic.net/grigri/progs.php
AvP[VÉÍ_CAOÆÄÎêéÝèâmFAG[\¦Ì½ßÌEBhEªpÓ³êÄ¢éB±êçÍKvɶÄÄÑoµ½èAG[¶ÉËR\¦³ê½è·éB¾©çA ÜègíÈ¢@\Ýè⿵¢bZ[WÌ_CAOÍAg¢µê½AvP[VÅ ÁÄàAÙÆñÇÚɵȢ±Æà éB±Ì\tgÍAAvP[VÌÀst@Cðð͵AàÉÜÜêé_CAOæÊðA·×Äæt@CƵÄoÍ·é\tgÅ éB¢íÎAvP[VÌBê@\Ì©íÅ éB
g¢ûÍN®µ½çAAvP[VÌÀst@CÌtpXðü͵ASearch{^ð·B·éÆAàÉÜÜêé_CAOêªXg\¦³êéÌÅAExtractðµÄ©çAoÍæÊTCYðwèiFull Sizeª¢¢j·éÆAwèµ½tH_ÉAêªC[WƵÄÛ¶³êéB
¢ÂàgÁÄ¢é[\tgBecky!ÌÀst@CÅ·Æ116ÂàÌ_CAOª©³ê½B©½±ÆàÈ¢æʪôÂੳêéB
ñA±ñÈ_CAO¢Âg¤ñ¾Á¯H
©Â¯É¢@\âHɵ©öµÈ¢xbZ[WÈÇðAOÉmÁĨ±ÆªÅ«éÌÅA\tgÌg¢±ÈµÉà×ÉÈé©àµêÈ¢ÈB
科学論で有名な科学者が、自然科学の想定してきた神の変遷を解説する。アウグスティヌスは「神は矛盾しない限り全能である」と言ったが、やがて聖書と自然現象の矛盾が自然科学によって露呈する。科学合理主義の”悪魔”が神を追放しようとする。だが、その後の時代にもアインシュタインが求めるサイコロを振らない神や、カオスという名の確率論的にしか存在しない神や、フラクタルのように偏在する神、資本主義を動かす神の見えざる手といった新しいタイプの神が登場してきた。神は老獪で、何度も人に消し去られようとするが、新しい形で次々に出現してくるのが特徴だという。
科学の世界の神概念の変遷を追うことで、神の存在を相対化し、神はいるようだけれども、それがなにかはまだ確信するのは早すぎる、もしくは確定などできないのではないかというのが著者のいいたいことのようである。神の概念を説明する科学評論は類書が多いのだが、一般読者向けに科学論の名著を何冊も書いてきた著者の、読みやすい文章と、全体を見据えたバランス感が光る良書。主に大学生向け、かな。
■人間原理説の打破
著者は総括していく中できちんと自分の意見も打ち出してくる。この本の場合、人間原理説を論破している点が特徴だろうか。無数に宇宙のあり方は考えられ、ほぼすべての、考えられる宇宙では、地球ができたり、人間が生まれたりしない。電子の質量のようなパラーメータが少しでも違っていたら、宇宙は構造的に不安定で地球も人類も誕生できない。人間が生まれないと宇宙を認識するものがいないので、宇宙そのものが存在しないことになる。それにも関わらず、人間が存在しているのは、人間が存在するという目的を持って宇宙ができあがってきたからなのだというのが人間原理説。強引な説であるが、多くの科学者が少なからず、その影響を受けていると言われる。
聖書の言葉は暗号で、そこには未来の予言や神のメッセージが含まれているという非科学的な説があるが、著者は人間原理説をこれと同じだとして斥ける。聖書の膨大なテキストの中から、恣意的な暗号分析で言語として有意味なパターンを発見する手法が似ているというわけだ。人間原理説もまた、膨大な科学観察データという「聖書」から、人間原理が導き出されるような根拠を発見してしまっていると看破する。このような分かりやすい比喩がこの本の特徴。
■対称性の破れが宇宙の始まり
時代の推移とともに、いくつもの神や宇宙観が登場するが、一番、興味をそそられたのが「対称性の破れ」から宇宙が生じたという理論である。もちろん、これは著者と同じ名古屋大学の野依教授が2001年度のノーベル賞を受賞した理論と関係が深い。化学物質の分子構造は、鏡に映したときに左右対称になるものとそうでないものがあり、そうでないものは右手系、左手系に分かれる。そして、なぜか自然界には右手系ばかりである。左手系は無理に合成しないと存在しないが、意図的に左手系を作る方法が長い間、分からなかった。それを可能にしたのがノーベル賞の受賞理由であった。(右手系のレモンは、レモンの香りがするが、左手系のレモンはオレンジの香りがするそうである。同じ物質でも機能的に異なるものを作ることができるので、用途は限りなく広い。)
宇宙の開闢以前は「無」、つまり、すべてが一様に存在する状態であったと考える人たちがいる。宇宙を左右に分割してどの点を観察しても、左右は対称だし、時間軸に並べてみても、どの時間においても普遍な状態である。この状態では何も起きず、永遠に宇宙は姿を変えない。ここに何らかの理由で対称性を破る事件が起きて、連鎖反応的に構造が生成されて、今の世界ができあがった。実際、右手系の分子構造ばかりの自然界が、対称性の破れを証明している。それが対称性の破れによる宇宙誕生論である。
大抵の神話が同じような記述をしている。最初に何か高エネルギー状態の唯一の存在が、たとえば空と海に分かれ、その後、海と陸に分かれ、土から人が誕生したという具合に、何か大いなるひとつのものから分かれて今の世界が生成したという話。ビッグバンの一撃から、星や銀河が生まれていったというのも同類である。これなどまさに対称性の破れ系である。人間の個体発生なども、そういった趣が感じられるなと読みながら思った。
■もっと謙虚に科学することの重要性
この本が最も言いたいことは、科学は多くのことを解明してきたが、時代によってパラダイムの変化が起きるたびに、科学者が考える神の役割もまた変化してきた。だから、その延長線上にいる現代の最先端科学の生み出す神もまた、相対的でテンポラリな神の姿に過ぎない、ということだと思う。
最終章。著者の言葉を引用すると(約130億年という宇宙の年代測定について)
「私たちが観測している領域はまだまだ小さく、全体像を論じられるほど遠くまでみているわけではないのである。東京だけを見て、地球の全体像を論じようとすると間違うだろう。私たちが見ている宇宙はまだ狭すぎて、宇宙の真の姿を「代表していない」と考えるほうが自然なのではないだろうか」
役立つ技術を作ってきた科学も、まだ宇宙や生命の成り立ちを知るには、未熟で、後世から見たらトンチンカンなことをやっているということ。謙虚になれ、歴史に学べと。まあ、科学はロマンという側面もあるから、熱い勘違いの天才も必要だとは思うのだけれど。
関連情報
・宇宙人としての生き方―アストロバイオロジーへの招待
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001273.html
■eからuへ
ニュースから。e-Japanの次はu-Japanであることが判明した。
・次世代IT戦略、波及効果は120兆円 総務相提案へ
http://www.asahi.com/business/update/0511/111.html
「麻生総務相は2010年を目標とする次世代のIT(情報技術)戦略「ユビキタスネット・ジャパン(u−Japan)」構想の骨格を固めた。」そうで、その骨子は「インターネットを簡単、安全に利用できるようにするため、(1)通信内容が第三者に「傍受」されない暗号技術づくり(2)インターネット上でサービスを提供する企業を対象にした個人情報保護の徹底(3)音声認識技術の開発を支援――などの政策実現を加速する。」だそうである。
あるコミュニティでこの大臣の別のコメントが紹介されていた。
・大胆かつ一挙に デフレ脱却に意欲的な手法提言
http://www.chikuhou.or.jp/aso-taro/kouen/200522.html
「IT(情報通信技術)の発達で05年までに日本の役所から書類がなくなり、すべてはフロッピーで済むシステムになる。世界で最も電子化された政府が誕生する。国土が狭い日本が光ファイバーの整備で米国に負けることはない。」
さあ、すべてはフロッピーの時代が到来である。光ファイバーを国土に張り巡らせた上でフロッピーでユビキタス環境を活用する。さすが大臣は言うことが違う。
■傍受技術の世界 無線、電磁波、レーザー、X-Ray
まあ、そんな話はともかく、骨子の(1)が「通信内容が第三者に「傍受」されない暗号技術づくり」というのは興味深い。これはユビキタス時代に最も重要な課題に違いない。
無線LAN搭載のノートPCを持ち歩いていると、行く先々で、無線アクセスポイントが検出されるようになった。暗号化に気を配っていない場合も多いので、セキュリティ的に怪しい。営業マンや経営者のノートPCから、無線経由で顧客情報が漏洩する事件が起きても不思議ではないなあと思う今日この頃。
無線盗聴以外では、電磁波盗聴という危険もあるらしい。パソコンやディスプレイが発する電磁波は10メートル程度の距離であれば、傍受が可能で、これを解析することで、何らかの情報を取り出すことができる仕組み。話に聞いてはいたが、実際にやるには、技術的には難しいことなのではないかと思っていた。
だが、オンラインで、こんなツールが見つかった。
Tempest For Elizaは、Linuxで動く電磁波解析ツール。ディスプレイから漏洩する微弱な電磁波をAMラジオで受信し、解析することで、パソコンで再生中の音楽を聴くことができる。まだ試していないが、作者のサイトには、傍受した音楽ファイルがMP3ファイルとして公開されている。ちゃんとできている...。
・Tempest For Eliza
http://www.erikyyy.de/tempest/
・新情報セキュリティ技術研究会
http://www.j-netcom.co.jp/ist/
電磁波盗聴対策を考える研究会
電磁波以外では、レーザー盗聴という先端技術もある。家屋内部の会話を遠隔から盗聴するもの。声は音であり微弱な振動を発生させ、家屋の窓にもその振動は伝わっている。レーザー盗聴器は、レーザー光線を窓ガラスに照射し、振動による波長変化を解析することで、部屋の中の会話を聴くことができる。100メートル程度、離れた場所から可能であるという。機材はまだ数百万から1千万円程度するようだ。
・LASER-2000 Laser Room Monitoring System
http://www.electromax.com/laser.html
さらに、スゴいものが、こちら。今流行の教授の手鏡技術も真っ青である。
・X-Reflect Goggles
http://www.advanced-intelligence.com/goggles.html
昔、デジタルビデオカメラの夜間撮影モードが、白い服を透過して、下の肌まで見えてしまうので、盗撮に使われることが問題視されたことがあった。このゴーグルも、同じ赤外線技術だと思われる。このゴーグルを被ると、世の中が透けて見える。ビデオカメラに接続して録画も可能な2400ドル。
こちらには上記のゴーグルを使うとどのように見えるのか実例が紹介されている。ここでは白黒だが最新版ではカラーで見えるとのこと。
・Normal shot xray cam xray vision camera 0lux
http://www.spy.th.com/through.html
EubNItÌ^À\\â{FubNItзAêé
¡ubNItзA}cgLVï·A¼ìܳæµ
W[iXgºìܳæµÒÒÅA}cgLVï·Ì¼{aßðð¦ÄubNItзÌâ{FÆÌÎkðÜÆß½{BÑÉÍuoŶ»ÌGÈÌ©H»êÆàЬÊÒÌæìÒ©HnÆзª¢ÜA·×ÄÌ^âɦܷBvÆ éB
ubNItÍAߧ{ðSÉóÔÌÇ¢ÃðWßÄAêØÍè¿Ì¼zA»êÈOÍ100~ÅéÆ¢¤RZvgÌߧSÌÃXBSÉ700XÜðWJµA®ÍãêBèã°300~i±Ì{ÌoÅ_jÅ}¬·ÌéÆBvÌé§Íè¿Ì1ȺÅæèA5ÅéeÌ³É éB
ÊíÌXÍÄ̧xÌK§â欬ÊÌáÉÝÉæèAè¿Ìª`±Ã¯çêÄ¢é½ßA»êÉÆçíêÈ¢ubNItÍAÐðæèâ·¦éêƵÄÆð±¯éBXÜƤiÌLC³Ö̱¾íèâA}j AOêÉæÁÄA1N¶X·âAoCgðpµAø¦ocÅ«àµÁ©èÅßÄ¢éB
ÅA éªÌÉAoÅsµÌÅAÆÄàÚ§ÂuoéYvÅ éubNItÍAÊíÌV§XªêÈÈé¾Æ©AÃÌÌvªì ÒÉÒ³³êÈ¢t[C_[Å éÈÇÌAµ¢ÆEobVOðó¯Ä¢é§êB
ocÒƵÄÌâ{ÍÆÄàÊ¢B¼{à³·ªÅ éBnÆ©ç»ÝÉé¹ÌèðAubNItÆ}cgLVªÇ¤ACfAÅæèz¦Ä«½©ÌÚתêçêéBubNItÍ©Èè}cgLVðQlɵ½çµiXÜÌBÜÅIjA±ÌocÒñlÍÆÄàæ½l¦ûðµÄ¢éÈ ÆvÁ½B
â{ÍC[ubNItÈOÍÃsAmÌÌÅêø °Ä¢½çµ¢BÃsAmÌæÌACfAª¢¢Bu¯zÌÅVXeIÆð·µÜ·vÆ`VÅé`µÄA¬÷µ½Æ¢¤BsAmðéÌÍ|YÌRÅÆëÌoϪX¢½A³XÍTÈÆÅ é±Æª½¢»¤¾ªA±Ìé`¶åÅ}CiXðvXƵĴ¶³¹AiDÌé¾¢óðìÁÄ °½í¯¾B
©½âA}cgLVÍA¸¦ÄflÌAoCg«ðg¤±ÆÅA×òƯÉ}XN⤪¢òAh{ÜÜůÄéB±±Å¸¦ÄòÜtÈÇÌvªÌÉoéÆ×ÉÍ°ÈOÌÁøòÍÈ¢ÆmÁÄ¢é½ßAZbgÌðl¦È¢çµ¢BÊƵÄAlïªÀ¢AoCgÌÙ¤ªA¨qÉàeØÉvíêA½³ñêé̾Ƣ¤B»Ì¼AV[gÉÞ̼Oð¢ÄX·Éj¢Äàç¤Æöª¬A·éÆ¢¤\ðRMɬ·iV[gÅ é̪|CgjÈÇÌHvðµ½çµ¢B
±¤¢¤ACfAðKvÈÆ«É»ÌêÅv¢Â¯éñlÍâÍèV˾ÈÆv¤B±Ì{ÉÍ»¤¢Á½¬÷̱A¸s̱àÚÅAûR~ÌBlÌE`àúݪ éB¯É»êÍAOêµ½¨qlwüÆ¢¤±ÆÅà èAu½¾é¾¯vÆví꪿ȬXÆ¢¤¶ÝðAǤâÁÄo [NGC^[ÉÏg³¹é©ÌwÍÌÏÝdËÅà Á½Ì¾Æí©éB
ÃÌTCNYÆÅ éªAubNItÍPÉÆÔªTCNÌÆ¢¤¾¯ÅÍÈ¢B»Ì}[`_CWOàTCNz¾BLCÈߧ{i3j¾¯ðè¿Ì1Å¢æéBLCÅÈ¢{Íø«æÁÄàpü·éB¢{ðÀ×½r[AXªÈèA¨qà¢{ðèÉé̾Ƣ¤BLCÈ{ðÀ×ÄéÆA¨qàLCÈ{ðèÉéB±ÌTCNªåØÈ̾»¤¾B
âD²ÌubNIt¾ªA}¬·Ìå«ÈRªÄ̧xÉ Á½í¯ÅA±êªp~³ê½êAV§Xà¿i£ªÂ\ÉÈéBâ{çÌÇÝÅÍAªIÈp~©çAµ¸ÂSÊp~ÉÈéÌÅÍÈ¢©Æ¢¤±Æ¾ªA»êÜÅÉÇ꾯oÅÆEɨ¯é¨ÍðgåµÄ¨¯é©ªdvÈ|CgÉÈ軤¾B
¡âíêéÄ̧x̶ÝÓ`
Ä̧xÉ¢ÄÍAÌ©çA¢ë¢ëÈ_Òªc_´óÔÈí¯Å éªAi éÆ·éÈ羪jªÅശĢé¶ÝÓ`ÍA¬ÊÌÆÒÌÛìÆ¢¤æèÍAwpÌoÅÌæ¤ÈA¾ªoųêé׫{ð¢Éo·½ß̶»ç¬ÌêÂÆ¢¤¤ÊÅÍÈ¢©Æl¦Ä¢éB
Ðc@l@ú{ÐoŦï ÄÌÖW
http://www.jbpa.or.jp/saihan.htm
Ä̧xÉ¢ÄÌoÅÆE¤Ìl¦ûAÄÌ_ñÌPDFÈǪ é
êûAâ{зÍAÄ̧xª¿iðÅèµ½ÊA¬XÌî{Å é¿i²®Ìocwͪū¸XðãÌ»³¹Ä«½ÆwE·éB±±ÅÍAÄ̧xͬÊƬðÛì·éàÌÆ¢¤_ÌÝÅl¦ÄAàÍâ»êÍãxêÅ éÆf¶éB»êä¦ÉAâ{зÆAâoÅÆEÍA¡ãà±ÌâèÉ¢Ľsüð½Çé¾ë¤B
m©ÉA¬ÊƬÌÆE̬·ðÛì·étB^[ƵÄÍÓ¡ªÈ¢æ¤ÈCÍ·éB¬nYÆÅ éoÅÆEªA±ÌíÌAt@[}eBuANVÅççêéKvÍàÍâÈ¢¾ë¤BK¢ÉµÄú{êÌǪ é½ßACO©çÌO³ª©©ç¸A©RsêÉcÁ½¢ÑÂÈÇÆÝÈ·±ÆàÂ\¾B
¾ªAêCÉPp·éÆoé׫{ªÅÈÈéÌÅÍÈ¢©HÆ¢¤êÌsÀÍcéBêé{AxXgZ[ÍÀÈéãíèÉAÇÒÍÈ¢ª¿l é{âwpªoÈÈéAÙlÉzÉÈéÌÍÇÒƵĢéB¡ÜÅàAÄ̧x̪IÈðA©R¿iÝèͳêÄ¢éªAåïÍÌÌ{ÉÀçêéÌÅÀ±ÆµÄÍLøÆÍv¦È¢xÅ éB
±Ì{ÅÍGêçêĢȩÁ½ªA¿lª 骵©êÈ¢{É¢ÄÍAdqÐÌsêªS¤æ¤ÉÈéÆ¢¤ÌàAl¦çêéûü«ÅÍÈ¢©ÈÆvÁ½BàÆàƵ©êÈ¢ÌÅ êÎrWlXƵÄͨ¢µÈ¢©çoÅÐƵÄàÍ·éÆocð뤷éªìÅà é¾ë¤BÒ¾ÁÄêåÆƵÄàÁÆ¢óÅvðÁÄàǢ͸¾BóüŪ~µ¢lÍAÇÁ¿àÅèÉ·é±ÆªÅ«é¹ðc¹ÎAV½ÈóürWlXùvàN«é©àµêÈ¢BÈñɹæAÄÉÍÄ̧xÍÈ¢í¯ÅAÈÄà³íÉ@\·éÂ\«Í é̾B
¡á¦éâ{зɵÑêéÅIÍ
â{зÍ{S©Ç¤©Íª©çÈ¢ªAù¶ÌoÅÆEÉεÄu\tgfBOvA¤¶¤hð]ñÅ¢é±ÆðJèÔµ¾µÄ¢éBÄÌ2{à é{®ÌâAæ¬ÌìåÆ¢¤ÆEÌVFCvAbvÍAubNItÆ¢¤ºÐð©¸ÆàAð¯çêÈ¢ÛèÅ éÆv¤B»ÌKvÈÏvÉubNItͱê©çǤÖíÁÄ¢©A®üªÚ³êéB
ÁÉÅIÍuâ{Ð·É ¦Ä·«½¢@ubNItÖÌQOÌ¿âvÅÍAuV§{ªêÈ¢ÌÍubNIt̹¢Å·©HvuÄÌ̺É碽 ¾ÔÆ©pTCgÆ¢íêÜ·ªÀÛÌƱëǤŵå¤HvÈÇÌhçÂÈ¿ââAÄÌPpãÌoÅÆEÉ¢ÄǤl¦é©Æ¢¤{¿IÈ¿âªA¶È°©¯çê½B±êÉεÄA±±ÜÅÍärIålÌÎðµÄ¢½â{зàA¢Ȩ́¤ÌεÄAá¦ÄݹéB±ÌзA·×ÄðGÉñµÄÅàv½ðN±·ç¢ÌCTÌl¾ÆmMBµÑê½B
ÈÉÍÆà êAÐSÌÌèã°1~ÉεÄAubNItÍ300~¾»¤Å éBRÉεÄA`IÈÆEª°êðȵĢé}®ðìèoµ½B±Ìx`[éÆAâÍè½¾àÌÅÍÈ¢B«³ÉàyÎÈ¢¯êÇA¯¶x`[NÆÆƵÄâ{̾ÌÐÆÂÐÆÂÉNNµ½BिåÁƱÌïÐÉ¢ÄéƤµÄÝæ¤ÆvÁ½B
なるほど。これもかゆい所に手が届くツールだなと感心。
・Copit
http://www.umechando.com/software/#Copit
デスクトップではコピー&ペーストでテキストとしてコピーできないメッセージ文字列が結構ある。アプリケーションのレビュー記事作成やトラブル報告時に、こうした情報は手で写すのは面倒である。
たとえば、「今、起動してタスクバーに入っているアプリケーションウィンドウのタイトル一覧を書き出せ」とか、「アプリケーションのメニュー項目を列挙せよ」だとか、
「こんなダイアログやエラーのメッセージ内容をテキスト化せよ」と言われたら、結構面倒である。
そういうときに、このツールを使うと一発でテキストをコピーすることができるようになる。たとえば上のOutlookのメッセージならば、
「
はい(&Y)
いいえ(&N)
Outlook Express は通常使用するメール クライアントとして選択されていません。
通常使用するメール クライアントとして選択しますか?
Outlook Express の起動時に常に確認する(&A)
」
という感じにテキストとしてすくい取ることができる。
あるいはメニュー項目を取得したい場合の例。テキストエディタ「秀丸」の場合には、以下のようなCopitの表示画面から、簡単にコピーできる。
対応できるウィジェットの領域も多彩で、こんな感じで読み取り対象を指定できる。
つまり、アプリケーションの「灰色」の部分や、ファイルなどの「一覧」部分などをテキスト化できる。ね、一発芸的だけれど便利でしょう?
開発者環境ツール以外でこうしたことができるソフトって他にあったら教えてください。
冒頭の<はしがき>より
「たとえば多くの日本人は「未婚の母は昔より増えている」と信じている。ところが明治時代や大正時代のほうが、今の数倍も多いのである。また「核家族は戦後の産物だ」と思っている人も多いが、大正9年の国勢調査でも、核家族は過半数を超える存在だったのである」
この本は、最新の統計データから、日本の家族がこの10年でどのように変容してきたかを数字から読み取る本である。普段、当たり前のように考えていることも、数字を見るとだいぶ違うことが分かる。
たとえば結婚にまつわる部分を要約してみると、こんなことが分かる。
■《配偶者の選択、交際期間》
1949年に結ばれた夫婦では3分の2が見合い結婚で恋愛結婚は2割に過ぎなかった(残りは何なのか不明で気になる。まさか許婚制や政略結婚?)。1960年代後半に見合いと恋愛はほぼ同率になり、現在では恋愛結婚が90%を超えている。これは実感に近いが、夫の職業と結婚形式は相関しており、97年時点でも、夫が農林漁業従事者である場合には、見合いが38.7%もある。結婚情報サービスは、ここらへんにターゲッティングするといいのかもしれない。
知り合ったきっかけは、職場・仕事関係が34%で最多、友人・兄弟を通じてが27%でそれに次ぐ。私は前者で、妹夫婦は後者だったなあとこれも頷く数字だが、この傾向、実は20年間も変わっていないそうだ。ちなみに交際期間の長さは、学校で知り合った二人は7.4年、友人・兄弟を通じて知り合うと2.7年、恋愛結婚の平均は3.7年に対して見合いは1年となっている。87年からの10年の統計では夫25歳、妻23歳で知り合い、3.2年の交際後にゴールインするのが平均モデルだそうだ。
無論、結婚の高齢化、非婚化もまた進んでいる。地域によってもだいぶ違う。2000年の平均結婚年齢は夫28.8歳、妻27歳なのだが、東京が最も高く夫30.1歳、妻28歳である。低いのが岡山、香川、宮崎の夫27.9歳、福島の妻26.1歳である。地方のほうが若い結婚が多い。交際期間も短い。早く結婚するには地方のほうが有利ということになるかもしれない。
結婚年齢は諸外国との比較もあって、日本はかなり高い部類に入る。これが実は合計特殊出生率1.35という有名な数字に深く関係しているという。この数字、だまされやすいが、日本の普通の夫婦に1.35人しか子供がいないという話ではないらしい。出生率は高校生や未婚女性、未亡人などを含む数字なので、低くなるからで、実際には長い結婚期間を続ける夫婦には今日でも、平均2.2人のこどもがいるのだとのこと。そして2.2人という数字は、25年間変わっていないばかりか、4人以上産む例は最近、むしろ増えているのだという。少子化問題を語る上で、見落とされがちな事実ではなかろうか。
■100以上の問題設定と、多面的な分析
後半は、パラサイトシングル、大学のレジャーランド化、早期離職とフリーター、高齢化、自殺、離婚、家庭内暴力などの家族の”問題”に焦点を当てて、各種統計が紹介されていく。形式としては、見開きでひとつの問題分析が行われ、ひとつの問題について3つ程度の統計表が参照される。これが100以上続く。著者は元家庭裁判所調査官で、御茶ノ水女子大名誉教授という経歴。数字だけでなく、実例をよく知っているだけに、取り上げる切り口がよく整理されている。
家族と消費は密接な関係にあるから、マーケティングにも使える一冊だと思う。
MSK ニョキッと!
http://www57.tok2.com/home/msksbt/
Windowsはウィンドウをたくさん起動していると、タスクバーがいっぱいになって、どれがどの作業のウィンドウなのか分からなくなってしまうことがある。このフリーソフトは新しいインタフェースの発想で、その問題を解決しようとする。
起動すると、すべてのウィンドウ上部に上下左右などを表すアイコンがくっつく。三角のマークのボタンは、左から、それぞれ、左にしまう、上にしまう、下にしまう、右にしまうボタンとなっている。上をクリックするとそのウィンドウは画面上部の端に隠れる。格納した画面の端をクリックすると、そのウィンドウを即座に画面中央へ呼び出せる。
資料を表示しながらエディタで文章を書きたいとき、や、ヘルプを見ながらプログラミングをしたいときなど、特定の参照ウィンドウを上下左右に格納しておくと、すぐに戻せて便利になる。画面が狭いノートPCの場合は特に便利だ。ウィンドウの切り替えを意識しなくてよくなる。
以前に書いたユーザビリティの記事でも、画面の端というのはカーソル移動の上で移動コストが少なくて、キーになる要素とされていたが、これはその特性を活かしたユーティリティであると思う。
実際に役立っているのかどうか、判断が難しいが、気分的には快適度2割り増しのユーティリティソフトを3本紹介。
1 HDDノンクラッシュ
http://www.vector.co.jp/soft/win95/hardware/se169327.html
ハードディスクのクラッシュは突然やってくる。それを予防するためのソフト。
動作の説明が面白い。なるほどそういうことなのか。
「HDDがもっともクラッシュしやすいのは、通電していてもアクセスがない状態です。
通電されHDDが暖かい状態で、アクセスがないと、ヘッドのスライダに潤滑油がたまり、その状態でアクセスがあったときの初動時にスライダーに引っかかりが生じ振動します。そして、クラッシュしやすくなります。
それを解消するため、このソフトを作りました。一定時間ごとにHDDのヘッドを動かしグリスの粘性を保ちクラッシュするのを防止します」
2 メモリクリーナー
http://crocro.com/pc/soft/mclean/index.html
メモリの利用内容を最適化して、動作を高速化させるソフト。視覚的にメモリの掃除が表現されるので気分的に爽快になる。実際のところ、どれくらい役立っているのかはわからないのだが、お守りとして使い続けている。
3 Win高速化 XP
http://www.asahi-net.or.jp/~vz6t-iwt/index.html
WindowsXPの出荷時の設定は、必ずしも最高のパフォーマンスを発揮するようにはなっていない。レジストリと呼ばれるシステムの設定を変更すると、ウィンドウズの起動やファイルの表示などがかなり高速化、軽量化することができる。だが、それには数十項目のレジストリを手でいじらねばならず、危険もある。このソフトは、必要な項目にチェックを入れていくだけで、最適化してくれる便利なソフト。
・人生を変える黄金のスピーチ〈上〉準備編―自信と勇気、魅力を引き出す「話し方」の極意
学生時代に、スピーチが受けてスタンディングオベーションになったことが一度だけある。日米の学生が合宿する2週間のイベントの、初日のパーティで、緊張しながら、カタコトの英語で話したときのこと。初対面でまだ打ち解けていない会場。みんなの視線がこちらに集まり、静寂の中、冷や汗たらたらでスピーチは中盤まで進んでも何を話したのかわからないような状況。
さあ、このスピーチをどう収拾しようと困りながら咄嗟に思いついた言葉を最後に、ゆっくりと言ってみた。「私たちはこのイベントを通して、言葉や文化の壁を一緒に乗り越えていける。私はそう信じています」。これが大ヒットで、参加者の拍手と笑顔と、「いいスピーチでした」との日本と米国側の仲間からコメントをもらうことができた。
そこに集まった参加者の大半が、これから始まる合宿に、語学力の不安を持っていて、「言葉や文化の壁を越える」というのが、皆の共通のテーマだったのだ。私がたどたどしい英語で話していたから、この最後の締めの言葉が効いたのだと思う。私が本当にそう思っているというのが痛々しいくらい伝わったのだと思う。流暢にしゃべれていたら、定型文のように響いていただろう。
この本は成功哲学で有名なデールカーネギーが、古今の著名人の歴史的名スピーチを題材に、よいスピーチ方法について語る本。登場するのは、ナポレオン、リンカーン、ルーズベルト、チャーチル、ヘンリーフォードなどの歴史上の人物たちが多い。この上巻は準備編で、スピーチの心構えや、内容の準備の術について話される。
準備メモを入念にたくさん作り内容を構成することが推奨されるのだが、本番ではメモに頼るなという部分が特に参考になった。話すことをすべてメモに書いておくと安心はするが、経験的にもそれでうまくいくことがほとんどなかったから。
リンカーンが、ある裁判で、感動的な演説をしたときに使ったメモが紹介されている。数日後に同僚が偶然、発見して、これだけのメモであの名演説ができるのかと、大笑いしたらしい。
「契約書なし、法的奉仕はなし。法外な料金。お金は被告が保持し、原告には渡されない。革命的な戦争。バレーフォージの被害を証明すること。被告の夫。軍隊へと向かう兵士。被告を酷評すること」
こんな風に、伝えたいことの材料や方向性だけを軽くメモしたものが最高のスピーチメモと言えるのかもしれない。カンニングするにしても、長いメモでは読みにくい。スピーチの中で使う固有名詞や数字の暗記法なども、この本ではいくつか紹介されているが、要は、自然に出てくるくらいには、詳しく、熱意のあるテーマで話せということでもあるらしい。
また「極意」として「何を話すか」より「どう話すか」だという。音楽家が同じ曲を演奏しても、まるで評価が異なることがあるように、誰が言ったか、何を言ったか、以上にどのように言ったかが評価を決めるという考え方である。先ほど挙げた私の体験も、どのように言ったか、が重用だったのだなと思った。
デールカーネギー本なので、小手先のテクニックより、精神論に重きが置かれている。スピーチの心構え論としては、かなりよく書かれていると思った。歴史上の英雄のような大演説の機会は、私にはないのだけれど、結婚式や設立パーティなど、ちょっと畏まった場で、話さねばならない時には、参考になりそうなことが多い。続いて下巻を読んでみよう。
‹»–¡–{ˆÊ‚Å“Ç‚ÝŽn‚ß‚½‚ç�A�[‚¢–{‚ňø‚«�ž‚܂ꂽ�BƒtƒŠ�[‚̃eƒŒƒrƒfƒBƒŒƒNƒ^�[‚ª“¯–¼‚̃hƒLƒ…ƒ�ƒ“ƒ^ƒŠ‚ð�§�ì‚·‚é‰ß’ö‚ð’Ô‚Á‚½ƒxƒXƒgƒZƒ‰�[–{�B
�Ô‚¢’¹�u’|“c‚ÌŽqŽç‰S�v�A‰ª—Ñ�M�N�uŽèŽ†�v�A�ò’J‚µ‚°‚é�u�푈�¬‰S�v�A�‚“c“n�uŽ©‰q‘à‚É“ü‚낤�v�B‚»‚Ì‘¼�A‘½�”‚̃eƒŒƒr‚Å’·‚•ú‘—‚³‚ê‚Ä‚±‚È‚©‚Á‚½‰Ì‚ª‚ ‚é�B
•ú‘—‹ÖŽ~‰Ì‚Æ‚¢‚¤‚Æ�A‘Ì�§‘¤‚ªŒˆ‚ß‚½‹ÖŽ~ƒŠƒXƒg‚ª‚ ‚Á‚ăeƒŒƒr‹Ç‚Í�A‚»‚ê‚ð�ª‹’‚ÉŽ©�l‚µ‚Ä‚¢‚é‚Ì‚¾‚ÆŽv‚Á‚Ä‚¢‚½�B‚»‚µ‚Ä�A•ú‘—‹ÖŽ~‚Ì—�—R‚Í�A‚»‚ê‚ç‚ð•ú‘—‚·‚é‚ƈê”ÊŽ‹’®ŽÒ‚∳—Í’c‘Ì‚©‚çƒNƒŒ�[ƒ€‚Ì—’‚É‚È‚Á‚Ä‚µ‚Ü‚¤‚©‚ç‚È‚Ì‚¾‚Æ‘z‘œ‚µ‚Ä‚¢‚½�B
’˜ŽÒ‚à�Å�‰‚Í•ú‘—‹ÖŽ~‚Ì�ª‹’‚ð’T‚·�B‚»‚̉ߒö‚Å�AŽÀ‚Í�A•ú‘—‹ÖŽ~‰Ì‚̃ŠƒXƒg‚È‚Ç‘¶�Ý‚µ‚Ä‚¨‚炸�A‚ ‚Á‚½‚Ì‚Í–¯•ú˜A‚Ì�ì�¬‚µ‚½�u—v’�ˆÓ‰Ì—w‹È�v‚Æ‚¢‚¤ƒŠƒXƒg‚ɉ߂¬‚È‚¢‚±‚Æ‚ª•ª‚©‚é�B‚¾‚ª�A‚±‚̃ŠƒXƒg‚É‚Í‚`‹‰‚ƌĂ΂ê‚é‚悤‚È—L–¼‚È•ú‘—‹ÖŽ~‰Ì‚ª˜R‚ê‚Ä‚¢‚é�B‚»‚µ‚Ä�A‚±‚̃ŠƒXƒg‚Å‚³‚¦‚à�A�\�””N‘O‚ÉŽ¸Œø‚µ‚Ä‚¢‚é�B
•ú‘—‹ÖŽ~‚Ì�ª‹’‚Í�A�u‚±‚̉̂͊ë‚È‚¢‚ñ‚¶‚á‚È‚¢‚©‚È‚ �v’ö“x‚Ì�A”Ô‘g�§�쌻�ê‚Ì�AŽ–‚È‚©‚êŽå‹`‚É‚æ‚é‚à‚Ì‚¾‚Æ‚¢‚¤‚±‚Æ‚ª”»–¾‚·‚é�BƒNƒŒ�[ƒ€‚∳—Í‚È‚Ç‚È‚©‚Á‚½‚±‚Æ‚à•ª‚©‚é�B’·‚¢ŠÔ�A‘½‚‚Ì�§�ìŽÒ‚ª•ú‘—‹ÖŽ~‚̈Ӗ¡‚â�A�ª‹’‚ð‚æ‚’m‚ç‚È‚©‚Á‚½‚¾‚¯‚È‚Ì‚¾�B’m‚炸‚É‚È‚ñ‚Æ‚È‚•ú‘—‚ðŽ©�l‚µ‚Ä‚«‚½‚Ì‚Å‚ ‚é�B
‚¿‚å‚Á‚Æœ±‘R‚Æ‚·‚é�B“r’†‚É‹²‚Ü‚ê‚éƒf�[ƒuƒXƒyƒNƒ^�[‚Æ’˜ŽÒ‚Ì’·‚¢ƒCƒ“ƒ^ƒrƒ…�[�B‚±‚±‚Å“ú•Ä‚Ì•ú‘—‹ÖŽ~‚â•\Œ»‚ÌŽ©—R‚Ö‚Ì�l‚¦•û‚̈Ⴂ‚ª•‚‚«’¤‚è‚É‚³‚ê‚é�B—Ⴆ‚ΕÄ�‘‚Ì•ú‘—‹ÖŽ~—pŒê‚Í‚T‚Â�iFUCK�CGOD DAMN�CASSHOLE�CBITCH�CSHIT�j‚µ‚©‚È‚‚ÄŒã‚ÍŒ»�ê‚Ì”»’f‚È‚Ì‚¾‚ª�A“ú–{‚É‚Í‹ÖŽ~—pŒê‚ª–c‘å‚É‚ ‚é�B‚±‚ê‚ÍŒ»�ꂪƒŠƒXƒN‚𕉂¢‚½‚‚È‚¢‚½‚ß‚É‘�‚¦‚Ä‚«‚½‚à‚Ì‚Å‚ ‚Á‚Ä�A‹K�§‚·‚éŽå‘Ì‚ª‚¢‚é‚킯‚Å‚Í‚È‚¢�B‚±‚Ì�‘‚É‚ÍŒ¾˜_‚ð“��§‚µ‚悤‚Æ‚·‚é‚à‚Ì‚à‚¢‚È‚¢‘ã‚í‚è‚É�A•\Œ»‚ÌŽ©—R‚ðŽç‚낤‚Æ‚·‚é‚à‚Ì‚à‚¢‚È‚¢�A‚Á‚Ä‚±‚Æ‚È‚Ì‚©‚È‚ÆŽv‚Á‚½�B
ƒCƒ“ƒ^ƒrƒ…�[‚É‚Å‚Ä‚«‚½ƒeƒŒƒrƒ}ƒ“‚ÌŒ¾—t�B
�uƒeƒŒƒr‚̓}ƒXƒ�ƒfƒBƒA‚Æ‚µ‚Ä�¬’·‚·‚é‰ß’ö‚Å�A‚Æ‚É‚©‚“Å‚ÆŒ©‚È‚³‚ê‚é‚à‚Ì‚ð�‚µ‚¸‚”r�œ‚µ‚È‚ª‚çŠp‚ð‚Ç‚ñ‚Ç‚ñŠÛ‚‚µ‚Ä‚«‚½�B–l‚Í‚»‚¤Š´‚¶‚Ä‚Ü‚·�BŒâŠy‚Æ‚µ‚Ä‚ÍŠÔˆá‚Á‚½•ûŒü‚Å‚Í‚È‚¢�B‚µ‚©‚µ•\Œ»‚Æ‚µ‚Ä‚ÍŽæ‚è•Ô‚µ‚̂‚©‚È‚¢“¹‚ð•à‚ñ‚Å‚µ‚Ü‚Á‚½‚Ì‚©‚à‚µ‚ê‚È‚¢�B�v
�u•\Œ»‚É‚Í•K‚¸•›�ì—p‚ª‚ ‚é‚ñ‚Å‚·�B‚Ç‚ñ‚ÈŒ¾—t‚É‚à—l�X‚È�l‚½‚¿‚Ì‚¢‚ë‚ñ‚ÈŽv‚¢‚ª�W�Ï‚³‚ê‚Ä‚¢‚Ü‚·�B‹C‚É‚µŽn‚ß‚½‚ç‚«‚肪‚È‚¢�B�â‘΂ɒN‚à��‚‚©‚È‚¢•\Œ»‚È‚Ç‚ ‚肦‚È‚¢�B�v
Œã”¼‚Í•”—Ž�·•Ê–â‘è‚Æ•ú‘—‹ÖŽ~—pŒê‚ɂ‚¢‚Ä�A’|“c‚ÌŽqŽç‰S‚Ì‚²“–’n‚ð–K‚Ë‚Ä�A�[‚‚±‚Ì–â‘è‚ðŒ@‚艺‚°‚Ä‚¢‚�B‰ÌŽè‚âƒeƒŒƒr‹Ç�A•”—Ž‰ð•ú“¯–¿‚Æ“–Ž–ŽÒ‚Ì�¶‚Ì�º‚ð’š”J‚É•·‚«Žæ‚é�B’˜ŽÒ‚Ì�^�•‚ÈŽp�¨‚ÉŠÖŒWŽÒ‚à�A—¦’¼‚ÈŒ¾—t‚ð“f˜I‚µ‚Ä‚¢‚é�B‚±‚Ì�l‚Í–{•¨‚̃Wƒƒ�[ƒiƒŠƒXƒg‚¾‚È‚ÆŽv‚Á‚½�B–¼’˜�B
�E•ú‘—‹ÖŽ~‰Ì�i—v’�ˆÓ‰Ì—w‹È�jˆÄ“à
http://www2.ttcn.ne.jp/~bookbox/kinsika.htm
•ú‘—‹ÖŽ~‰Ì‚ɂ‚¢‚Ẳð�à�BƒWƒƒƒPƒbƒgŽÊ�^‚âƒRƒ�ƒ“ƒg�B
�Eƒ}ƒCƒPƒ‹�Eƒ€�[ƒA“ú–{ŒêŒöŽ®ƒEƒFƒuƒTƒCƒg
http://www.michaelmoorejapan.com/
•ú‘—‹ÖŽ~‚ð˜A‘z‚³‚¹‚é�uƒ{ƒEƒŠƒ“ƒO�EƒtƒH�[�EƒRƒ�ƒ“ƒoƒCƒ“ �v‚ÌŠÄ“Â�Aƒ}ƒCƒPƒ‹�Eƒ€�[ƒA�B�Å�V�ì�u‰ØŽ�9�E11“x�v‚Å‚à�A‚¿‚á‚ñ‚Æ‚à‚ß‚Ä‚Ü‚·�B
GWで実家(といっても歩いて3分)に移動。妹夫妻も子連れでやってきて大騒ぎ。そんな中、父が大量に撮影したデジカメ画像のバックアップがしたいと言うので、DVDドライブ購入を薦めたら、早速店に買いに行くことに。自腹じゃないのでコストを考えずに、最新の売れ筋機種から選ぶ。
幾つか迷った末、実家PCがUSB1.1対応であることも考慮して、これに。
特徴としては、
1 DVD±R8倍速、DVD±RW4倍速、DVD-RAM3倍速書込みに対応
2 IEEE1394&USB2.0、汎用USB1.1、3つのインターフェースに対応
3 PCに連動してドライブ電源をON/OFFできる「PC連動AUTO電源機能」搭載
4 添付ソフトウェアが多彩で一般的なDVDR/CDR用途をカバー
外付けでインタフェースが多彩なので今後、PCの買い替えがあっても、ずっと使えそうな機種。
早速、セッティングして使ってみたところ、軽快に動作。添付ソフトのMyDVDで、画像フォルダの中身をスライドショーにしたDVD映像を作成し、居間のテレビで皆で鑑賞。「こんなことができるんだー」と感動されるが、実は私も初体験で感動(笑)。
これは自宅にも一台欲しくなってしまった。
この本が面白いのは、私たち日本人ならば馴染み深い日常の言葉や生活習慣の奥に、隠れた古代人の心の宇宙を垣間見ることができるから、である。94年放送の人間大学「古代日本人の宇宙観」のテキストから構成。
なるほどと思うことが数多くある。
例えば、日本語の数詞で一、二、三、四はヒ、フ、ミ、ヨと数えるわけだが、この読み方の子音には不思議な関係があることを著者は指摘する。
1 2
ヒ フ
fi fu
3 6
ミ ム
mi mu
4 8
ヨ ヤ
yo ya
[1と2]、[3と6]、[4と8]でそれぞれ共通の子音で構成される3つのグループがある。古代日本人は、片手で指を立てながら1,2,3と数えるのではなく、左右の手の指を一本ずつ立てて数を数えていたからだという。この子音の関係は、その古い指の使い方に起因する。2の対がないのは、片手で4を表せるから。5の対がないのは、手を親指+4本の指と認識し、親指は数え指ではなく、立てた指を数える指という役割を与えられていたからではないかと著者の考えが述べられている。
万葉集では両手を「まて」、片手を「かたて」と読み、同時に数字の2,6,8を「マ」、1,3,4は「カタ」と読んだという。倍数で対を持つ「マ」はより完全な数字であるとし、古代人は高く評価した。だから「マコト」=「誠」は、本当の完全なる言葉であり、真実を意味し、尊い価値を持つ、ということになったらしい。
また、数の概念としては、古代人も極限数の概念を持ち、それを「きは」と呼んだ。いまわのきわ、きわどい、きわめる、という形で現代語にも名残があるが「きは」は終わりがない概念である。本当の終わりは「をふ」でこれがおわる、おえる、になる。古代人は精神の永遠を信じたので、期間のある学業を「終える」ことはあっても、無限の追究である道は「きわめる」という言い方を今でもするのはそういうこと。
などという話がひたすら続く。
今に残る言葉や習俗に、断片的に古代日本の名残を取り上げるだけならば、ただのトリビアになってしまうが、著者はこうした断片を再構成して、古代の世界観、宇宙観を再現しようとしている。古代史、考古学の予備知識があったほうが読みやすいが、テレビのテキストなので初学者も楽しめるように書かれている良書。
30分くらい時間が余って、他にすることがない時、海外のオンラインソフト探しをよくやっている。3回に1回くらいはヒットして原稿のネタができる。昔から続いている習慣で、何万回検索したのか分からないけれど、技術トレンドの勘を養うのには欠かせない作業だと思う。
このネットサーフィンの起点は二つあって、ひとつはソフトウェアレビューサイト、もうひとつはダウンロードサイトの検索フォーム。
ニュースサイトを起点にする場合には、最新ベータ版の情報源であるBetanewsやオープンソースのレジストリSourceforge.netの活発度ランキングなどから、はじめることが多い。何か面白いネタを探すにはニュースやランキングから始めたほうが効率が良い。
・Betanews
http://www.betanews.com/
・Sourceforge
http://sourceforge.net/top/mostactive.php?type=week
調べたい分野、キーワードが決まっている場合には、オンラインソフトが大量に登録されたダウンロードサイトで検索する。だが、困ったことに、日本と違って、メジャーなダウンロードサイトが多数ある。検索語を入れて回るだけで一苦労な状況だった。
その作業を効率化するいいソフトを発見。海外の200近くのダウンロードサイトを任意に指定して、一括検索する。検索結果はタブブラウザでチェックできる。
・SearchSites
http://www.searchsoftwaresites.com/
早速、このソフトでサーフィンにでかけると...。
おや、NetscapeがDesktop Navigatorというソフトをリリースしている。デスクトップに常駐してニュースを表示したり、自分が住む地域のZIPコードを登録しておくと、天気予報やテレビ番組を表示する。地図や映画館、ショッピングなどの検索もできる。
・Netscape Desktop Navigator
http://navigator.netscape.com/
ほどほどに便利そうではある。
だが、
インターネット革命の旗手である、”あの”Netscape社がDesktop Navigatorと仰々しく銘打つほどのソフトウェアとは思えない。平凡である。まだNetscapeはブラウザのアップデートを止めてはいないようだが、存在感は限りなくゼロに近くなってしまった。少しさびしい思いがするサーフィン結果だった。
�EŽ€‚Ì•Ç
�u“ú”Ì�v‚Ì�TŠÔƒxƒXƒgƒZƒ‰�[‚Ì�V�‘ƒmƒ“ƒtƒBƒNƒVƒ‡ƒ“•”–å‚Å1”NŠÔ‘æ1ˆÊ‚ðŽç‚葱‚¯‚½�uƒoƒJ‚Ì•Ç�v�i340–œ•”’´�j�B‚±‚̘A‘±ŽñˆÊ‹L˜^‚ðŽ~‚ß‚½‚Ì‚ª�A“¯‚¶’˜ŽÒ‚Ì‘±•Ò�uŽ€‚Ì•Ç�v�B�‰”Å20–œ•”‚ð‚·‚®‚É”„‚è�Ø‚è�AŠù‚É‘��ü‚µ‚Ä‚¢‚é‚炵‚¢�B
�u‚È‚º�l‚ðŽE‚µ‚Ä‚Í‚¢‚¯‚È‚¢‚Ì‚©�H�v‚Æ‚¢‚¤–â‚¢‚ɑ΂µ‚Ä�A—{˜VŽ�‚Í�A�¶–½‚âƒVƒXƒeƒ€‚͉󂷂̂͊ȒP‚¾‚ª�A“ñ“x‚Æ�ì‚邱‚Æ‚ª‚Å‚«‚È‚¢‚©‚ç�A‚Æ“š‚¦‚Ä‚¢‚é�B–ì�â�º”@‚Ì—L–¼‚È“š‚¦�uŽE‚µ‚È‚³‚¢�A‚½‚¾ŒN‚àŽE‚³‚ê‚é�v‚É‚Í”——Í‚Å‹y‚΂Ȃ¢‚©‚È‚ÆŽv‚¤‚ª�AŒã‚É‘±‚Ž€‚ð‚ß‚®‚é�lŽ@‚ð“Ç‚Þ‚Æ�A’˜ŽÒ‚Ì“Æ“Á‚ÌŽ€�¶ŠÏ‚ª•ª‚©‚Á‚Ä‚‚é�B
Œ»‘ãŽÐ‰ï‚ÍŽ€‚ð”rŸ••¨‚Æ“¯‚¶‚悤‚É�AŒ©‚¦‚È‚¢‚Æ‚±‚ë�A�l‚¦‚È‚¢‚Æ‚±‚ë‚Ö’Ç‚¢�o‚µ‚Ä‚¢‚é‚Æ‚¢‚¤�BŠ»‚¨‚¯‚Ì“ü‚ç‚È‚¢�ÝŒv‚̃}ƒ“ƒVƒ‡ƒ“‚ª“s‰ï‚É‚Í‚ ‚é‚Ì‚¾‚Æ‚¢‚¤�B�lŠÔ‚Ì’vŽ€—¦‚Í100�“‚Å‚ ‚é‚É‚àŠÖ‚í‚炸�A“s‰ï�¶Šˆ‚Å‚ÍŽ€‚⎀‘͉̂B‚³‚ê‚é�B�l‚Í�¶‚«‘±‚¯‚é‚à‚Ì�A�l–½‘¸�d�A‹~–½ˆã—Ã�A�l‚Ì–½‚Í’n‹…‚æ‚è�d‚¢�A‚Æ‚¢‚¤ƒ^ƒeƒ}ƒG‚ª�â‘ÎŽ‹‚³‚ê‚Ä‚¢‚�B
‚»‚ÌŒ‹‰Ê�A�l–½‘¸�dŽŠ�ã–½‘è‚Ì‚ ‚Ä‚Í‚Ü‚ç‚È‚¢—á‚Æ‚µ‚Ä
�u
ƒAƒ�ƒŠƒJ‚ŃR�[ƒXƒg�EƒK�[ƒh‚Ì�§“x‚ð�ì‚Á‚½‚±‚Æ‚ª‚ ‚è‚Ü‚µ‚½�BŠCŠÝ‚Å“M‚ꂽ�l‚Ì‹~–½�ì‹Æ‚ð‚·‚é�ê–å‰Æ‚ð’u‚¢‚½‚킯‚Å‚·�B‚»‚ÌŒ‹‰Ê�A‚Ç‚¤‚È‚Á‚½‚©‚Æ‚¢‚¦‚Î�A”]‚É�áŠQ‚𕉂Á‚½�l‚ª‘�‚¦‚½�B“M‚ê‚©‚¯‚Ä“r’†‚Å‘h�¶‚µ‚½‚à‚Ì‚Ì�A”]‚É�d‚¢�áŠQ‚ªŽc‚Á‚½‚킯‚Å‚·�B‚»‚¤‚·‚é‚ƉîŒì‚ð‚·‚é�l‚ª”ñ�í‚É‘�‚¦‚½�BŽÐ‰ï“IƒRƒXƒg‚Í‚ ‚ª‚Á‚Ä‚µ‚Ü‚Á‚½�v
�v
‚Æ‚¢‚¤Ž–—á‚ð‹“‚°‚é�B
�uˆÀŠyŽ€‚ƃGƒŠ�[ƒg�v‚Æ‚¢‚¤�Í‚Å‚Í�A�d�ǃTƒŠƒhƒ}ƒCƒhŽ™‚ÌŽ€–S—¦‚ðˆø‚«�‡‚¢‚É�o‚·�B“ú–{‚Í75�“�A‰¢•Ä‚Í25�“�Bˆê•û�A“ú–{‚Ì—cŽ™‚ÌŽ€–S—¦‚Æ•½‹ÏŽõ–½‚Í�Å�‚ƒŒƒxƒ‹‚É‚ ‚é�B‚‚܂è�A‚±‚Ì�‘‚Å‚Í�A‚Ç‚±‚©‚Å�¡‚à‚È‚¨�uŠÔˆø‚«�v‚ª�s‚í‚ê‚Ä‚¢‚é‚Ì‚¾‚Æ‚¢‚¤�B
‘¼‚É‚à�푈‚ɂ͉ß�è‚È�lŒû‚Ì�lŒ¸‚炵Œø‰Ê‚ª‚ ‚邱‚Æ‚È‚Ç�AŠ¸‚¦‚ÄŒö‚ÉŒ¾‚¢‚É‚‚¢‚±‚Æ‚ð‚Í‚Á‚«‚è‚Æ”Œ¾‚·‚é�u–\˜_�v•”•ª‚ª–Ê”’‚¢�BŽ€‚Í‚ ‚è‚ӂꂽ‚à‚Ì‚Å�A�¶‚Æ“¯‚¶‚‚ç‚¢‚à‚Á‚ƈӎ¯‚·‚ׂ«‚¾‚Æ‚¢‚¤˜_�B
�푈‚ð‚·‚ê‚Î�l‚ÌŽ€‚ɑ΂µ‚ÄŽi—ߊ¯‚ª�Ó”C‚𕉂¤‚悤‚É�A–{—ˆ‚Í‚±‚¤‚µ‚½âq‚êŽdŽ–‚ɑ΂µ‚Ä�Ó”C‚𕉂¤‚Ì‚ªƒGƒŠ�[ƒg‚Ì–ðŠ„‚¾‚Á‚½‚Æ’˜ŽÒ‚ÍŒ¾‚¤�BŒ»‘ã‚̃GƒŠ�[ƒg‚Í�A�‚‚¢’nˆÊ‚â�‚‚¢•ñ�V‚¾‚¯‚𓾂Ä�A�Ó”C‚ðˆø‚«Žó‚¯‚邱‚Æ‚ª‚È‚‚È‚Á‚½�B’˜ŽÒ‚Í‚±‚ê‚ð�uƒGƒŠ�[ƒg‚Ì�Á–Å�v‚Æ�q‚ׂĂ¢‚é�BŠm‚©‚É‚±‚ꂪŒ»‘ã‚É‚¨‚¯‚é—D�G‚ÈŽw“±ŽÒ•s�Ý‚ÌŒ´ˆö‚È‚Ì‚©‚à‚µ‚ê‚È‚¢�B• ‚ð�Ø‚éŽw“±ŽÒ‚ª‚¢‚È‚‚È‚Á‚½‚킯‚¾�B
�l‚Í–ˆ“úŠmŽÀ‚ÉŽ€‚ÉŒü‚©‚Á‚Ä‚¢‚é�B“ú�X‰ñ•œ•s”\‚ÅŽæ‚è•Ô‚µ‚Ì‚È‚¢“ú�X‚ð�¶‚«‚Ä‚¢‚é‚Æ’˜ŽÒ‚Í�ÅŒã‚ÉŒJ‚è•Ô‚·�B‚¾‚©‚ç�AˆÀˆÕ‚ÉŽE‚·‚È�A“ñ“x‚Æ–ß‚¹‚È‚¢‚©‚ç�A‚Æ‚¢‚¤‚킯‚¾�B
‘O�쓯—l�AŒû�q•M‹L‚Å�‘‚©‚ꂽ–{‚È‚Ì‚Å�A“Ç‚Ý‚â‚·‚¢‚ª�A‘S‘Ì‚ð’Ê‚µ‚Ă̘_Ž|‚ª‚‚©‚Ý‚É‚‚¢–{‚Å‚ ‚é‚Ì‚à“¯‚¶�B‰½�\”NŠÔ�AŽ€‘Ì‚ÆŒü‚«�‡‚Á‚Ä‚«‚½70�΂𒴂¦‚½ŠwŽÒ‚ÌŽ€�¶ŠÏ‚Ì“Æ”’‚Æ‚µ‚ÄŠe�Í‚ð˜A‘±‚µ‚È‚¢ƒGƒbƒZƒC‚̂悤‚É“Ç‚ñ‚¾‚Ù‚¤‚ª–Ê”’‚¢�B
�EƒoƒJ‚Ì•Ç
http://www.ringolab.com/note/daiya/archives/001122.html