デスクトップで全文検索を実現する3つの方法
あの情報はハードディスクのどこかにあるんだけどね、どこだったかなあ?と思ったことはないだろうか。Windowsにはスタート→検索でたどれる標準の検索機能はあるが、速度や機能の面でどうも使いにくかったりする。ハードディスク上のファイルや、メールソフトの過去メールの内容を高速にキーワード検索したい場合、私が知っている方法は以下の3つである。
・サーチクロス(製品)
http://www.villagecenter.co.jp/soft/searchx/
サーチクロスは今一番簡単にデスクトップ高速全文検索を実現するソフトウェア。オフィス系の主要ファイル形式に対応した上で、OutlookやBecky!、Eudoraなど主要なメールソフトのメールボックスまでを検索可能にする。「バイオリン」と「ヴァイオリン」、「インターフェース」と「インタフェイス」などを同一視して検索するあいまい検索機能つき。インデックスの更新も全自動で、お手軽確実なので、一度使うと、手放せなくなる。
・サトリ(フリーソフト)
http://fhewfhew.hp.infoseek.co.jp/index.html
MicrosoftIndexingServiceに使いやすいインタフェースを与えるソフトウェア。何が良いかというとタダなのがよい。ただしIndexingService標準以外のファイル形式をサポートするには追加コンポーネントのインストールと設定などがかなり面倒な作業。メール内容も検索ができない。WindowsやIISとの親和性は抜群である。
・Namazu(オープンソース、検索サーバ)
http://www.namazu.org/
・Kabayaki
http://www.kabayaki.jp/portal/top/index.html
オープンソースの検索エンジン。ローカルのディスク検索としても使えるし、公開Webサーバの検索としても通用する。インストールと設定は3ソフト中、最もややこしいのである程度、技術者向け。NamazuのGUIとして販売されている製品のKabayakiを使うと運用管理は飛躍的に便利になる。開発者にとっては検索コンポーネントとして、カスタマイズ開発が細かく出来るのが他の2つにない魅力。
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