過去3ヶ月の検索エンジン関連ニュース
検索技術に再び注目が集まってきている。過去3ヶ月くらいで、オンラインニュースに登場した検索関連の記事を引用ベースで要約してみる。その上で、次の記事で私が考える5年後の検索エンジンの未来を考えてみる。
読まれたら、みなさんの意見をぜひください。自分でも5年後にあたったかどうか調べてみよう。
■過去3ヶ月の検索関連ニュースと要約
・検索アルゴリズムを公開するオープンソースプロジェクト
http://www.zdnet.co.jp/news/0308/19/ne00_nutch.html
アルゴリズムをすべて公開したオープンソースの検索エンジンNutchが話題に。
・米アマゾン、ショッピング検索に参入
http://japan.cnet.com/news/ebiz/story/0,2000047658,20061120,00.htm
A9.comと呼ばれる独立部門を社内に設立し、社内および他の企業による利用を想定したショッピングのための検索ツールを開発するとのこと。
・IBM、検索研究の成果を「Masala」に活用
http://www.zdnet.co.jp/news/0309/03/nebt_05.html
各種ソースのデータを一カ所に集めることができるIBMのインテグレーションツール「DB2 Information Integrator」の次のバージョンに、企業データを検索する独自の機能を実装する、とのこと。
・「いつの日かGoogle並に」――新たな検索技術に賭けるMS
http://www.zdnet.co.jp/news/0309/22/ne00_search.html
Microsoftは新版OS「Longhorn」の詳細をあまり明かしていないが、電子メールだろうと特殊な文書だろうと、コンピュータ内の情報すべてを迅速に検索できる統一的なファイルシステムを構築する計画は明らかにしている、とのこと
・Overture、さらなる買収で検索強化
http://www.zdnet.co.jp/news/0302/26/ne00_overture.html
米Overture Servicesが、ノルウェーの検索企業Fast Search & Transfer(FAST)の一部サービスを買収、キーワード広告ビジネスを拡大とのこと。
・注目集める検索エンジンのキーワード広告
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030828108.html
キーワード広告が売れている。効果も高いと言われているが高騰していく可能性があり、大部分のユーザにとっては、無料検索部分における「オーガニックな」検索価値こそより重要になりそう、とのこと。
・インフォシーク、コストが従来の10分の1の高性能検索エンジンを開発
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0401/infoseek.htm
インフォシークが検索パフォーマンス(速度)を10分の1にする技術を実装。
・Yahoo!、新検索エンジン導入で比較購入機能を強化
http://www.zdnet.co.jp/news/0309/24/nebt_20.html
米Yahoo! Shoppingが比較機能つきの商品検索サービスを強化。
・ビジネス向けにWebログをスキャンする検索サービス
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20061013,00.htm
Weblog記事のメタデータ検索を企業向けに提供。、「Webログは関心の高いニュースを浮き立たせると同時に、多種多様な話題やイベントについてのコメントや意見を、即時に提供してくれる」
・米Googleが33億ドキュメントを突破し、FASTを上回り世界一に返り咲き
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/08/28/273.html
GoogleとFastが30億ページ台でインデックス規模の競争中。
・検索エンジンの利用シェアで、Googleが圧倒的首位に〜蘭OneStat.com調査
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0514/one.htm
1. Google 55.2%
2. Yahoo 21.7%
3. MSN Search 9.6%
4. AOL Search 3.8%
5. Terra Lycos 2.6%
6. Altavista 2.2%
7. Askjeeves 1.5%